経過報告 U さんのジャズベ
0805 ヨコハマ 夏日
セミも頑張って鳴いてます。
今日はU さんの70’S 後期のジャズベースの作業です。
ネックは本日フレット打ち込みを終了し指板面のコーティングに取り掛かっています。
ついでにグリップファイリングも済ませてあります。 写真(1枚目)
ボディの方は70’S 後期の典型的な大ざっぱな仕上げなのですが、あまりに手を加え過ぎるとしっかり鳴り過ぎて、この時代の大雑把サウンドが失せてしまうので、いい具合に手を抜いたチューン作業が必要です。
まあ、例の如くボディのネックポケットとネック端末は3点止めですし座グリの大雑把さと言ったら笑っちゃうくらいです。ぜーんぜんボディの座グリとネックの形状が合ってません。ガボガボ状態。
まあ、あんまりな状態ですからネックポケットにたっぷり付いた塗装を落とし(2枚目)的確な角度でザグリ直しを行ない、更に座グリの深さもこの個体の場合2.5㍉深すぎるのでアッシュ材を接合し、指板高設定をやり直します。(3枚目)
通常ですと、ここは厚く埋木加工してからネックの端末形状にビシッと合わせるのですが、この年代のサウンドはあくまでルーズなサウンドが売りですから、今回はあえてボトム面の密着精度だけを追い込むに留めます。完成をお楽しみに。
また70’S でも初期のタイプは60’Sの作りが色濃く残っていますので加工精度が全く異なります。とは言え、この個体はおちゃめな改造がされてましたので手を妬いております。(^ε^)
ブリッジもオリジナルからバダスタイプがきつく取付けられていましたのでブリッジの下のボディがめり込んでました。
こうした場合は木部に炭酸水を吸わせて膨張させて熱を加えると潰れた木部が元に戻って来ますのでそうしてから塗装の下地処理を加えています。 あ~手が掛かるわ (ノ_-。)


セミも頑張って鳴いてます。
今日はU さんの70’S 後期のジャズベースの作業です。
ネックは本日フレット打ち込みを終了し指板面のコーティングに取り掛かっています。
ついでにグリップファイリングも済ませてあります。 写真(1枚目)
ボディの方は70’S 後期の典型的な大ざっぱな仕上げなのですが、あまりに手を加え過ぎるとしっかり鳴り過ぎて、この時代の大雑把サウンドが失せてしまうので、いい具合に手を抜いたチューン作業が必要です。
まあ、例の如くボディのネックポケットとネック端末は3点止めですし座グリの大雑把さと言ったら笑っちゃうくらいです。ぜーんぜんボディの座グリとネックの形状が合ってません。ガボガボ状態。
まあ、あんまりな状態ですからネックポケットにたっぷり付いた塗装を落とし(2枚目)的確な角度でザグリ直しを行ない、更に座グリの深さもこの個体の場合2.5㍉深すぎるのでアッシュ材を接合し、指板高設定をやり直します。(3枚目)
通常ですと、ここは厚く埋木加工してからネックの端末形状にビシッと合わせるのですが、この年代のサウンドはあくまでルーズなサウンドが売りですから、今回はあえてボトム面の密着精度だけを追い込むに留めます。完成をお楽しみに。
また70’S でも初期のタイプは60’Sの作りが色濃く残っていますので加工精度が全く異なります。とは言え、この個体はおちゃめな改造がされてましたので手を妬いております。(^ε^)
ブリッジもオリジナルからバダスタイプがきつく取付けられていましたのでブリッジの下のボディがめり込んでました。
こうした場合は木部に炭酸水を吸わせて膨張させて熱を加えると潰れた木部が元に戻って来ますのでそうしてから塗装の下地処理を加えています。 あ~手が掛かるわ (ノ_-。)



