いじめられただけじゃないですよ。他の子をいじめたこともある。
でもね、いじめっ子に対して直接言い返すことをしなかった。
先生に言うか、人一倍得意なこと(主に勉強)を頑張って見返すか、という方法を取ってきた。
これ、大人になってからもずっと変わらなかったのだ。
で、この春先、大波が来たときに気づいた。
「私を馬鹿にするな」
この一言を、忘れてしまうくらい使っていなかったということに。
「私を馬鹿にするな」に、必要な条件やら形容詞なんてないのだね。
どんな私であろうと、そのまま存在して馬鹿にされていいはずはない。
そのことを思い出すのに、それなりの時間を必要とした私。
思い出せてよかった。