二日前にプラケースからケージに引っ越させ、昨日は高い止まり木に羽ばたいて浮上して飛び上がる、というステップを経ての、飛翔。
挿し餌で育てている雛なので、私のことを親だと認識しているらしく、私が別のケージを掃除しているところへ飛んできた。
飛ぶことを覚え、他のインコたちと一緒にカーテンレールやケージの上を往復する合間に、すぐ私の頭や肩の上に来る。
こういう甘え上手なところがたまらなく可愛くて、目尻が下がりっぱなしである。
まだ挿し餌をねだるので、夜だけは与えているが…人間で言うと、断乳がなかなかできない状態かな(笑)。
でも昨日からは一人で必死に餌をついばみ始めた。
あと面白いのがインコの兄・姉たちの対応。
近づいて行ってうるさいくらい構う兄。
塩対応な姉。
姉のルリは、ケージの端からフウを追い落とす形で飛ばせたりする。
意地悪に見える行為もすべて、繁殖行動の中で行われているんだろう。
成長→巣立ちに必要な促し。
飛ぶ姿は、泳ぐペンギンに似ている。
兄・姉たちのようにスピードを出せないので、飛ぶ様子を観察できて面白い。
尾羽をエビの尻尾のように広げて、方向の舵取りをしている様子もわかる。
飛ぶ様子を動画に撮りたいと思いつつも、いつも目で追うのが精一杯なのだ。