最近、何かと話題に出てくる「嵐が丘」。

ものすごく懐かしい物語です。私がこの物語と出会ったのは、小学四年生の頃だったと思う。

その頃、クラスの女の子たちの間で、「嵐が丘」が話題になっていて、「まだ読んでいないのなら、取り合えず読んでみて!」と言われたのがきっかけでした。

で、全員が読み終えて…どう思ったか、互いに感想を言い合いました。

その時の全員が言ったことは、「近親相姦?」でした。ヒースクリフとキャサリンは戸籍上、兄妹になるから結婚はできないんじゃないかとか、血が繋がってないから大丈夫とか…血が繋がっているか否かは、判らんよという意見も。

ヒースクリフの父親がキャサリンの父親でもあって、母親違いの兄妹だったら、恋愛とかダメでしょ!!っていう話を真剣にしてました。

今、思えば…なんちゅう、ませた子供たちだったのでしょう。

「嵐が丘」は、凄まじい愛憎劇の物語だったということだけは、記憶しています。

愛憎劇の物語は、数々ありますが、間違いなく記憶に残る物語の1つでは、ありますね。

ちなみに、一番の愛憎劇は、王女サロメの話です。女性の本質的な怖さが描かれています。

いや…怖いですね。
でも…観てみたい気もする…怖いもの観たさってヤツですかね~。