つるかわ子どもこもんずは、前身の任意団体「つるかわ無料塾 結い」の初年度から「おいしいね」と共有できる時間を大事してきました。
「食べること」は生きること。
「食べること」はつながること。
「食べること」はたのしいこと。
そんな場を学習や居場所にプラスしてきました。
食を必要としている子どもがいたため始まった小さな取り組みは、5年を経て様ざまな取り組みへと発展しています。
最初はおにぎり2個と紙コップ一杯の味噌玉のお味噌汁から始まった軽食サポートでした。
いまや『結いのごはん隊』が結成されて、
軽食と呼ぶ域は超えています!
毎回、バラエティーに富んだおにぎり。
具だくさんのスープ、お味噌汁には取れたて野菜。
そして摘みたてのフレッシュハーブティーやてづくりデザートも!
学習や活動をしたあとに皆で食べる
てづくりのあったかいごはんは子どもも大人もとっても楽しみ。
元気のもとをいただいています。
子どもも大人も、誰かに見守ってもらえていると感じられること、これは何よりの安心感につながります。
この経験がキッチンカーを所有すること、運営することへとつながっていきました。
そして今年度からの無料フリースクール「自由な学び場 SOU!」では公益財団法人 前川財団の助成金をいただいて畑活動も開始しました。
一粒の種が野菜に育つお世話をし、育った野菜を収穫して皆で料理をして食しました。
また、その野菜をこもんずキッチンのメニューにも活用するという流れをつくり、キャリア教育の一環としての活動も開始しています。
「植物はひとつとして同じものはないのよ。みんなそれぞれ個性があって、それがとってもいいの、それがとっても大事」
畑活動をスタートしたときにかけていただいた言葉を胸に、つるかわ子どもこもんずのモットー
「いろんな学びがあったらいいな」を実践しています。
子どもたちの周りに、たくさんの地域の皆さまの力が結集して、つるかわ子どもこもんずのサポート事業が実現しています。