私のアイデンティティについての思いをブログに綴ろうと思います。
私は子供のころ海外で生活をして、中学にはいる頃に日本に来ました。
その経験は私にとって非常に貴重なものであり、多くのことを学ぶ機会となりました。
その中で特に大切だと感じたことは、母語の学習です。自分がどんな人間であるかを理解し、それを言葉として表せるようになることは、自信をつける上でも非常に重要な要素です。
正直、私は日本語も母語もどちらも自信がありません。
だから社会人になったことで、まともに日本語が話せない自分に気がついて、次第にそれがコンプレックスとなり、間違った言葉を使って馬鹿にされるのではと思うようになり、自分を低く評価してしまいます。
中学時代の恩師に「本を声に出して読むこと」を勧められ、日本語に向き合うようになりました。
今も日本語は本当に難しいと思っています。
特に言葉と言葉の間にはいる、「は、が、に、を」小さい「ょ」などの助詞や拗音が苦手です。
言語は私たちのアイデンティティを形成する重要な要素であり、自分の思いや考えを言葉として表現することで、自分自身をしっかりと示せると考えます。
また、自分がどんな人間であるかを理解することもアイデンティティ確立に不可欠です。
留学先で娘は通信教育を続けることと音読を続けることにしています。
そして海外の学校は夏休みが長い為、その間は日本に一時帰国して日本の学校にも通います。
母語を学び続ける方法は沢山あると私は思います。