ようやく附中も授業再開…と思ったら、登校初日から第1回実力テスト、さらに来週にはもう、中間テストです。附中としては、連絡進学の選考スケジュールを変更するつもりはない、ということでしょう。休校中の遅れを取り戻すため、授業スケジュールはかなりタイトになりそうで、端折られてしまう単元も結構多いかも。今年の3年生にはかなり厳しい進行になりそうです。
さて、久しぶりの登校で、駅から学校までの道を歩くのがつかれる、という声を生徒から聞きます。休講中の運動不足からか、体力が少し落ちているのでしょう。でも、もっと心配なのは、勉強の「体力」とでもいうものが落ちているかもしれないこと。なんといっても、3ヶ月も休校が続いたことの影響は大きいはず。本来ならこの間、週に5日、学校に通って勉強していた分が、空白になっているのですから。弊塾でもオンラインで授業を継続したり、オンライン自習室を開講したりしてサポートに努めてきましたが、学校の空白は埋められません。
学校は単に勉強を受ける場所ではありません。先生や他の生徒たちとさまざまなやりとりをすることからも多くのことを身に着けていたはずです。生活のリズムも学校生活を中心に整えられていたことでしょう。これらが一体となって、総合的な勉強の「体力」が身についていたわけです。この「体力」へのダメージは結構大きいのではないでしょうか。ここでリハビリに失敗すると、ダメージを高校以降にも持ち越してしまいかねません。まずは、一日も早く、従来の生活を取り戻してほしいものです。
なかなかやる気が出ないかもしれませんが、3年生は来週末の中間テストに向けた準備に全力で取り組んでほしいところ。我々も全力でサポートします。日曜日はテスト対策の勉強会です。