交流戦最下位の現実、その課題について。 | 広島カープをこよなく愛する、場末書店店長の日記(仮)

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広島カープの勝敗に一喜一憂するしがない場末書店の店長。

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 交流戦を5勝13敗の最下位で終了し、交流戦前にあった6つの貯金は消え去り、借金生活へ突入。開幕に躓いた阪神が交流戦で12勝6敗の猛追によって、僅かゲーム差2の4位まで急接近。リーグ戦は優勝したヤクルト戦からスタートし、次は阪神戦ですから、今のチーム状況だと厳しい戦いが予想される。

 

 ゲームの無い4日間でどう変化するかは分からないが、劇的な変化を期待するのは難しいでしょう。走者が出ればマクブルーム、坂倉以外は犠打で走者を進める攻撃では得点力が上がるとは到底思えないし、そこを補う為の機動力を用いる発想は、次期監督候補筆頭のはずの東出コーチが明確に否定している。

 

 交流戦で盗塁は僅かに2つ、本塁打も2本は交流戦史上最低。機動力にも特化せず、一発長打も無い。犠打オンリーでアウトカウントを1つ差しだして進塁させても点が入る確率が高い訳でもない。犠打が絡めて点が入ったとしても、アウトカウントも同時に増えるので大量点を狙えず得点力が増えない。

 

 交流戦では18試合で僅か33点しか取れなかった。交流戦史上最低得点で1試合平均は2点を満たなかった。これでは投手陣は0点に抑える以外しかない重圧が圧し掛かれば、いくら先発が揃っていると言っても、毎回高いパフォーマンスを発揮するのは厳しい部分があって当然でしょう。

 

 でも今回の交流戦の問題は、DHを松山と長野の打率が1割台のベテラン2人で回したこと。いつまで昔の名前を引っ張り出すのかと声を大にして言いたい。最終戦では9回に長野に代打・広輔の謎采配って、11点差の大敗でベテラン起用なら、将来ある若手に1打席でも経験させる方がまだ有意義ではないか。

 

 この異常なまでのベテランに執着した起用を止めない限り、パ・リーグに勝てる野球など望めないし、現状、奇跡的に3位に留まっているリーグ順位もあっという間に落ちることでしょう。犠打にしても、ベテラン起用が悪いとまでは言わないが固執するべきでないのではと問いたい場末書店の店長でした。

 

 

 

 

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