いやあ、寒い。
気温˗-3℃。
週のど真ん中の休みに、
まさか釣りに行くやつなんていないよな!
と、思ったら大間違い。
船宿の前には都内から、
大挙して押し寄せた車で満杯だ。
オミクロン渦とは思えない大盛況ぶりだ。
我輩は両舷ほぼ満席の若船長の大型船を諦め、
え?というほど空いている大船長の船にした。
大船長の攻め方は、独特だ。
我が道を行く!
他船から釣れてる情報入っても、
見向きもせず我が道を行く!
だから、外す時もある。
我輩はかつて大船長の船で外された。
釣果は若船長の1/4だった。
苦い思い出に縛られていた我輩は、
しばらく若船長を選んできた。
今日は勝負だ。
頼むから釣れる場所に連れてってくれ!
さて、どうなることやら。
しばしお待ち下さい!
お待たせ!
いやあ、やはり今日もオマツリ三昧だった(泣)
出航直前にちょっとでっぷりした若造が、
『そこ俺の席なんだけど』
態度Lだな。
我輩は
『来ないと思ってど真ん中取ったんだけど』
と言い放ち、デブ野郎の為に席を空けた。
というわけで、ちょうどいいくらいの席間隔に
なってしまった。
デブ野郎とは、2回オマツリしたかなあ。
大抵は背中側反対側の誰かとオマツリした。
オマツリのせいで、
何杯ヤリイカちゃんを振り落とされたか。
今日のヤリイカ釣りはやや難だった。
棚が底から8mまで広範囲にあった。
同じ場所で一つの群れの上を
何度も流すなら棚は同じだが、
ポイントを結構動いた為、
その度に棚探しが必要だった。
基本に忠実なら釣れただろう。
仲乗りいわく、
『他の人は10行ってないよ』
マジか!
うまくオマツリを逃れれば、
我輩の倍、40は行ったはず。
ちなみに我輩の左隣りの方は、
ストンストン落としてばかりの底狙いだった。
【本日の釣果】
ヤリイカ 22杯
サバ 9匹