世界遺産:趨勢と潮流 | 硝子の中年のブログ

世界遺産:趨勢と潮流

 「太陽公園」を知った。

姫路市にある、民間のテーマパークです。

関東で例えると「東武ワールドスクエア」と同類?

入園料は1,500円。

ウィキペディアでは凱旋門、兵馬俑、ピラミッド、万里の長城、モアイ像、ノイシュバンシュタイン城、マーライオンなどを再現している?

  ホームページではモアイ像とマーライオンは載っていないので、諸般の事情により撤去?

多くは実寸大という記載も。

1992年にオープン。

面積は記載がないので、分からないが。

樹木や花卉の植栽も分からない。

桜は?ハナミズキは?金木犀は?

レジャーシートを広げて、お弁当を食べていいのかも不明。

レストラン、土産コーナーなどもあるが。

しかし、リピーターを呼べるか、微妙。

アトラクションとして、娯楽としては弱すぎるか。

教養を深めるという点でも弱いような。

凡庸で、特筆に値する点も、差別化も知覚できない。

極めて余計なお世話ではあるが。

  1回訪れたら充分、という感覚では?

その点では世界遺産の富岡製糸場と一緒?

富岡製糸場なんて、世界遺産ではなく、日本遺産でしょ。

佐渡金山も同じく。

要するに産業振興なんて、世界遺産に相当しない。

独断の視点と見解ではあるが。

産業振興なんて、世界中のありとあらゆる所に数えきれないほど存在する。

  だったら、十和田奥入瀬を世界遺産に。

上高地乗鞍を世界遺産に。

まあ、オーバーツーリズムを考えたら、登録は微妙だけど、価値からしたら、断然上のはず。

長崎のキリスト教会群が当初、推薦の候補リストに挙がっていたのに、明治日本の産業革命遺産を割り込ませた。

主管する委員会に恣意的な、政治的な圧力が加わったため。

地元から陳情のための大臣詣でと同列。

  教会群は大幅に後回しになった。

3年遅れた?

邪道過ぎる。

ゲスの極み。

これも黄色人種の民度が露呈。

  要するに世界遺産登録 ≒ 地元経済の活性化に直結させる狙い。

それは本来の目的とは完全に異なる。

乖離する。

活性化は登録の延長線で、副産物であるべき。

世界遺産は仁淀川とか、四万十川であれば、賛同したい。

登録に依って、環境保全が再認識されて、NPOなどがクラウドファンディングなどで活動資金を調達できれば、それも正解とは思えるが。

間違いなく、世界遺産も曲り角に来ている。