英語のインプットを劇的に増やす方法とは? | 船津徹の「世界標準の子育て」

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ハワイ・ロサンゼルス・上海で国際人育成を行う船津徹の「世界標準の子育て」ブログです!

こんにちは。TLC for Kids代表、船津です。

 

日本人に英語が身につかない最大の原因は何かといえば、英語のインプット量が少ないことです。

 

世界で日本人だけが「英語ができないDNA」を持っているわけではありません。

 

その証拠に日本で暮らし、両親とも日本人であっても、子どもがインターナショナルスクールに通えば英語ペラペラに育ちます。

 

また日本人はシャイな人が多く、自分から英語を話さないから身につかないという説もあやしいものです。

 

私の運営するTLC for Kidsに通う日本人生徒は、誰もが日本語も英語も自在に操るバイリンガルです。

 

もちろん中にはシャイで積極的に英語を発信しない子どももいますが、英語ネイティブの先生やネイティブの友だちと話すときは流暢な英語でコミュニケートできます。

 

日本人だから英語が身につかない、英語を話さないから身につかないというのはウソです。

 

日本で暮らす日本人でも英語ができるようになりますし、英語を積極的に話さなくてもバイリンガルになれるのです。

 

 

では日本人の英語力がなぜ向上しないのか?

 

それは「英語に触れる時間(インプット)が少ない」からです。

 

アメリカ国務省の付属機関FSI(Foreign Service Institute)の調査によると、英語を母語とする研修生が、日常生活に差し支えない日本語力を獲得するまでに要した平均学習時間は2400〜2760時間でした。

 

ひるがえって考えれば、日本人が満足な英語力を身につけるためには「2500時間前後」の学習時間が必要といえます。

*これは大人の場合で、小学生までの子どもであれば「2000時間前後のインプット」があれば生活英語は身につきます(私の経験値です)

 

お子さんを英会話に通わせているご家庭は多いと思います。では週1回1時間の英会話レッスンを受けたら何年で2500時間が達成できるのでしょうか?

 

 

1年間は52週間ですから、2500時間➗52週=48年、、、

 

48年間英会話に通えば何とかなるかもしれません。

 

というのはやや大げさな話で、現実には日本でも小学校から英語の授業がスタートしますから、学校で勉強する時間をカウントしなければなりません。

 

では義務教育でどれだけ英語に触れることができるのか?

 

小学3〜4年生の年間授業時間は35コマ。

小学5〜6年生で年間70コマ。

中学1年〜3年生で年間140コマ。

 

35x2=70

70x2=140

140x3=420

合計630コマ

 

7年間で630コマ=507時間です!!!

 

コマは授業単位です。

*小学校1コマ=45分

*中学校1コマ=50分

 

7年間の授業時間が507時間、それに加えて7年間、週1回の英会話に通えば英語が身につくでしょうか?

 

507時間+364時間=871時間

 

7年間かけても目標の2500時間には到底足りません。。。

 

多くの子ども(&親)がこの頃になると「英語はムリ!」とあきらめてしまいます。

 

数字でご説明した通り、子どもの能力や才能の問題ではなく、英語のインプット量が足りないだけなのですが。。。

 

 

 

乳幼児期から小学生は語学習得の黄金期にいます。この時期の子どもは世界のいかなる言葉であっても、大人よりもはるかに楽に、短時間で習得することができます。

 

彼らは無意識に多くの情報を吸収することができるのです。

 

幼児期の子どもは主体的に(意欲を持って)学習しなくても、環境にあるものを学び取る力を備えているのです。

*小学生以上は環境に加えて主体的な学習を取り入れることが大切!

 

乳幼児期の子どもの仕事は身の回りの環境に適応することです。子どもの頭脳が「生きるために必要である」と判断すれば、どんなスキルでも勝手に吸収してくれるのです。

 

その証拠に日本で生まれ育てば、誰でも日本語を自然に身につけることができます。意欲を持って、努力して日本語を身につけたという子どもは一人もいません。

 

同様に、子どもの身の回りに「英語」があれば、脳は「英語は生きるために必要だ」と判断します。すると英語をせっせと吸収してくれるわけです。

 

子ども時代にたくさん英語環境に触れさせて「英語は生きるために必要だ!」と脳に思わせることが英語習得の近道です。

 

繰り返しますが、乳幼児期は「無意識に=努力なしで」環境から学ぶことができます。この頭脳の働きを英語に活用しましょう。

 

具体的には、、

 

1)英語の歌や物語を毎日かけ流す(1時間くらい)

 

2)英語のチャート(文字や単語)を家中に貼る

 

3)英語の本をたくさん並べておく

 

4)英語のおもちゃ(音が出るもの)で遊ぶ

 

5)英語のアニメや子ども向け番組を見る(30分くらい)

 

五感を通して英語情報をインプットする環境、英語圏のプリスクールのような環境を家庭で作ることができれば最高です!

 

 

3〜6歳までの丸4年間、毎日1時間、英語の歌を聞いたりアニメを見せると、365時間x4年=1460時間

 

これが実現できればゴールは見えてきますね。

 

家庭で英語に触れる量を増やせば、親子とも苦労なく、英語のインプットを劇的に増やすことができます。

 

そこから先は英語のリーディング(読書)につなげることによって楽しみながら英語力を上達させていけばよいのです。

 

幼児英語をリーディングにつなげるステップについては私の本をお読みください!