こんにちは!西宮市議会議員の松本たかゆきです。

この時期に市政報告書を配っていると、一日一回ぐらいの頻度で「寒いのにご苦労様」的な温かいお声がけをしてくださる方がいらっしゃりとても励みになります。泣

 

 さて、先日の総務常任委員会において、西宮市財政構造改善実施計画に対するパブリックコメント(意見募集)の結果及び、計画の見直しについての報告がありました。

 

寄せられたコメントの数は1,510件。

他のパブリックコメントを見ていると、大抵が数十件ほどなので、比較的多くのご意見が出たという印象です。

改めてご協力いただいた皆様ありがとうございました。

 

パブリックコメントや議会側からの意見要望で修正された取組は次の通り⬇️

・水道料金、下水道 使用料福祉減免 制度の見直し

・医療費助成制度の見直し(障害者、高齢期移行、母子家庭等)

・はり・きゅう・マ ッサージ施術費 補助の見直し

・人件費の抑制

・外郭団体の見直し

 

その他、計画の進捗管理や、数字の算定根拠を厳格化するなどの変更がありました。

 

議会側から多く出た意見として、"まずは自分達にできること(≒人件費抑制)をやった上でそれでもまだ財政の改善が必要ならば、行政サービスの見直しを行うのが筋だ"という主張があった訳ですが、

その意見を市は認めて、特に生活に影響の大きい福祉に関する内容を取り下げた(事業廃止の先送りや見直し)という形になりました。

 

上記のような自覚がありながら、先に行政サービスに手をつけようとした今の執行部、そのトップである石井市長については皆様どういう感想を持たれるのか気になるところです。

「意見を素直に聞き入れて計画を修正した」という傾聴の姿勢を評価する方もいるでしょうし、「初めから人件費の見直しが先であると感じていながら市民に先に負担を求めたのか」という評価をする方もいるでしょう。(僕は後者の気持ちが強いですが)

 

 また、当初の計画素案には、財政構造改善の先にある街の姿が描かれていませんでした。

委員会でも度々言われたことですが、財政構造改善で大切なことは、目先のやりくりではなく、

「これからの世代にどのような街を残していくか」という視点です。

 

石井市長就任以来、実質赤字が続いている西宮市。

単なる緊縮財政を実行するだけでは、痩せ細った魅力のない街になってしまうかもしれません。

今回、市が目指すべきまちの姿として掲げた「選ばれる・引き続き住みたいまち 文教住宅都市西宮」

その実現のために、僕は議会の立場から効率的・効果的な施策を考え、調査し、提案していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

松本貴行

こんばんは!西宮市議会議員の松本たかゆきです。

 

知事選も終わり、平常時モードに戻っています。

知事選については色々思うところがありますが、それよりも西宮市にとって優先度の高いことがありますので、今回はそちらについて書きます。

 

ーーー 財政構造改善実施計画(素案) ーーー

 

この計画に対する意見募集(パブリックコメント)について、市政ニュースや市公式LINEを通じて西宮市在住のみなさまに本日周知がされているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

↑こちらのリンクにも内容が載っていますが、それらはあくまで市当局が作成した内容ですので、自分達(市役所)にとって突かれて痛い内容は書いていなかったり、書いていてもサラッと書いていたりします。

 

そこで、このブログでは厳しい指摘をしつつも、補足するような形で本計画について書きます

市役所の立場と、その市役所を監視する議員の立場という構図を念頭に、お読みいただけると良いかと思います。

 

さて、この「財政構造改善実施計画(素案)」

熟語が並んでいてピンとこないと思いますが、要は毎年市から出ていくお金(歳出)を減らして、毎年市に入ってくるお金(歳入)を増やしていこうという計画です。

 

ところで、西宮市は石井市長が市長に就任してから年度の収支は6年連続実質赤字です。

石井市長就任時から既に財政改善を主とする行政改革が求められていたところ、本市は令和二年度から「西宮市行政経営改革」を実施しました。

その改革の柱は政策、財務、地域、人材の4つでしたが、“財務分野に特化した施策が必要であることをこのたび市長をはじめとする執行部が認識し、今回の計画に至った”というのが話の大筋です。

 

しかしながら、財政構造の改善が急務であることは10年以上前から複数の議員が主張しており、財政指標の目標値設定や、財政逼迫の主要な原因である人件費(人事評価、処遇)の見直しも口酸っぱく提言がされてきました。

 

 しかし、それら議会側の提案をまともに受けず、今回、行政サービスの低下に直結する計画を出していますので、西宮市議会はほとんどの会派が怒り心頭です。

 

 

 …というここまでの経緯を踏まえて今回の計画を見ていただきたい、というのが個人的な想いです。

 

 

 ここで、先述しましたが本市の財政構造を語る上で欠かせない人件費について触れます。

市に毎年ほぼ決まって入ってくるお金のうち、毎年ほぼ決まって出ていくお金の割合を示している経常収支比率。その出ていくお金の内訳の中に人件費がありますが、(西宮市と同じ分類である)中核市の平均は24%に対し、西宮市は32.5%と高水準です。

 

 今回の計画では、様々な行政サービスについて、他市より突出している部分は他市と同水準にするような方針で施策が出ています。

その中で、人件費も見直しする計画も出ていますが、計画通り人件費見直しを実施したところで、ざっくり上記人件費の割合が変わるのはせいぜい1%程度。従って、31%程になっても中核市平均の24%とはまだまだ差があります。

この人件費を抜本的に見直さずして、行政サービスを見直すのは問題でしょう。

 

 ただ、一律に職員の給与や処遇を下げると、優秀な職員や能力のある職員のモチベーションを下げることにも繋がり、その先には人材の流出、ひいては本市行政の衰退が待ちうけていると推測します。

 

 したがって僕は、一年目の時から繰り返し申し上げているように、能力や実績に応じた人事評価制度の導入をいち早く実現するよう求めています。この要望を今月の常任委員会でも市当局に申し上げました。

ちなみにそのような人事制度改革が進まないのは職員団体、いわゆる労働組合の存在(反対)が大きいです。

詰まるところ市長が組合をどれだけ説得できるか、もしくは多くの職員が納得するような人事評価制度を確立できるか。この二つのいずれかだと思いますが、前者はハッキリ言って期待できないので、後者の提案を諦めずに続けてまいります。


一部、課長以上の管理職には、評価分布のばらつきや、評価に応じた賞与の支給も一定実施されていますので、全庁展開されるようこれからも働きかけをしてまいります。

 

 本市の財政構造については、書き出すとかなりのボリュームになってしまいますので、今回の記事ではここまでとさせていただきます。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

 

松本たかゆき

こんばんは。

西宮市議会議員の松本たかゆきです。

 

知人に会うと、こちらから何か言う前に知事選の話をしてきてくれることも多くなってきました。

政治が身近になるというのは嬉しいことですね。

 

僕は今回、斎藤さんを支持しています。

それは、前回のブログでも書いた通り、失職となった流れに不条理を感じたからです。

 

と言いつつも、思想信条など全く異なる候補者を応援するはずもなく

これまでの実績や掲げている政策など評価されるものだと考えての支持でもあります。

その辺りのことを今回のブログで書いています。

 

ところで、斎藤さんを支持する県民の勢いに伴い、批判の声も以前より出てきました。

難癖に近い批判には触れませんが、まだ真っ当かなと思う意見として、斎藤さんが再選した後の心配をする声があります。

 

「斎藤さんでは県政が停滞する!」という人がいます。

 →では具体的にどう停滞するのか教えてほしいです。

 

「県議会が全員敵でやっていけるのか?」という人がいます。

 →斎藤さんが再選すれば県民の民意は≒「斎藤さんは悪くなかった。斎藤さんに期待したい」ということになりますので、今度は県議会を選挙(民意)で刷新すれば良い話です。

 

「職員のモチベーションが...」という人がいます。

 →トップが変わって自身のモチベーションを下げてしまう(言い方を変えれば外的要因のせいにしてしまう)ような人に基準を合わせて考えるのが正しいのでしょうか。むしろトップが誰であれ、意欲的に働く人事評価制度を構築すべきであり、そのような合理的な考えをできるのが斎藤さんだと思っています。(むしろ斎藤知事になり、働き方改革によって意欲的な職員や優秀な職員はむしろ仕事がしやすくなった職員もいるという話も聞きます。)

 

 

 

支持できる実績や政策に話を戻します。

 

以下、色々書いてますが、とても端的に言うと

斎藤さんには「覚悟と実行力」があると僕は見ています。

 

首長(リーダー)に求めることは人それぞれだと思いますが、詰まるところこの二つを兼ね備えていることが首長を選ぶ及第点だと考えています。

 

選挙の時には多くの首長候補者が良くも悪くも聞こえの良い公約を訴え、共感を募ろうとします。

ただ、重要なことは、その公約を守るべく実行(実現)していくかどうか、というのは言うまでもありません。

 

公約の多くは多額の予算(税金)を要するため、実現しないことも少なくはなく…

そのため、当選後にその政策を反故にしてしまう首長や、「〜の事業には●●億が必要で、今の財政状況ではその費用を捻出できません。しかし、実現に向けて各種事業の見直しを図ってまいります。」というような実行しようとするポージングに終始する首長もいたりするのが現実です(このような首長は議会から猛烈に追及を受ける訳ですが…)。そして、斎藤さんはそのような首長ではないと強く思います。

 

斎藤さんは改革を進める上で自らの処遇も減らしました(給与3割減、退職金5割減)。各方面に見直しや廃止の要求をしていくのであれば、まずは自分からという姿勢は一定評価されても良いと感じています。

(ただ、僕自身は「貰っている分の給料に見合うパフォーマンスを発揮すべき」という考えなので、自ら処遇を削ること自体には強く賛同しませんが...)

 

 そして、初当選した選挙の時に5つのビジョンの実現に向けて行政改革を実行してきました。

(さいとう元彦公式HPより抜粋)

 

言葉にするのは簡単ですが、この行政改革というものは一筋縄ではいきません

それは、(単純な業務効率化であれば良いのですが、)不利益を被る人間も出てくることが多いからです。平たくいうと、「改革すんなよ、今のままがええねん。」という人が一定数いて、その人達から強い反発が想定されるからです。

 

では、斎藤さんがどのような改革を実行してきたのか。いくつか挙げます。

 

65歳以上の天下り制限として、県職員OBの外郭団体への再就職について運用を厳格化し、在籍するOB職員を約60人を削減しました。

 

全国最多であった海外事務所も整理。維持費や人件費で数億円の費用がかかっていながらも井戸県政でそのまま運用されていたようです。ブラジルに兵庫県事務所があっても県民がその恩恵を受けることなんてほぼ無いでしょう...

 

そして、知事選の争点の一つになっている1000億円を要する県庁舎の建替えの見直し

斎藤さんの考えは“在宅勤務やフリーアドレス(自席を設けず、共用のデスクを設置)など働き方改革や、事業の見直しをした上で、必要な執務スペースを精査する。その上で、県庁舎をスリムにする”というようなものです。

 

ここで、参考として昨年建替えた川崎市役所 新庁舎を挙げます。たまたま今年視察で行きましたが、物凄く豪華な建物だという印象で、内装はまるでグランフロントのオフィスタワーようでした。

(川崎市役所エントランス イメージパース ※川崎市HPより引用)

↑夜の外観はこんな感じ

 

この川崎市 新庁舎で、建設費約400億円なので、1,000億円の県庁舎となると、「どれだけ立派な建物が建つんだ、、、」という印象を受けました。

※庁舎に在籍すると想定される川崎市の職員数と兵庫県庁の職員数(職員学校教師等の庁舎に普段いない職員を除いて考える)はざっくり2万人弱とほぼ同数ですので、建築規模も近しいと想定されます。

 

他候補から防災うんぬんかんぬんの拠点との声も上がっていますが、有事の際は各地域に避難場所が必要です。

各地域の学校が避難場所に指定されていることが多いですが、体育館などクーラーが設置されていなければ、夏場は熱中症で亡くなる方が出てしまいそうです。

斎藤さんは行政改革で確保した財源の使い方の一つとして、県立高校にクーラー設置を挙げています。僕は防災の観点でもそのような税金の使われ方の方が県民にとってプラス、且つ効率的だと思います。

 

上記に絡めて言うと、兵庫県は斎藤知事の就任前(令和二年度予算)、県立高校一校あたりの予算は全国ワースト2位でした。言い方を変えれば、子供に対する予算がそれほどまで付けられていなかったのです。

子供達への投資は将来の豊かさや活気に繋がります

そのような将来を見据えた施策をできるのは、子育て当事者であり、今回候補者の中でも最も若い斎藤さんならでは、であるのではないでしょうか。

 

不妊治療における先進医療費(交通費含む)の助成も斎藤さんが公約に掲げ、実現したものの一つです。

今の日本は夫婦の4組に1組が不妊の検査や治療を受けたことがあるという割合になっており、不妊に悩む方は少なくありません

少子高齢化の時代、本来は国が率先して経済的支援をはじめとする若い世代への投資をすべきであると私は考えており、不妊治療の支援もそのうちの一つに挙げられます。

しかし、令和4年から生殖補助医療は保険適用となりましたが、先進医療は対象外となっていました。そこで対象外のところを補完して、不妊に悩まれる方の負担を軽減したという政策ですが、こちらももっと評価されて良いと思います。

 

斎藤さんの実績や政策はまだまだありますので、まだ悩まれている方は下記リンクより斎藤さんのHPを参照ください。

https://saito-motohiko.jp/#top_policy

 

冒頭の繰り返しになりますが、大事なことは当選後、その公約を実行していけるのかどうか、だと思います。

抽象的な公約や聞こえの良い公約に惑わされることなく、具体性や実現性にも目を向けて

ご自身の一票を託す先を決めていただくことをお勧めします。

 

ーーー 最後に ーーー

公職選挙法違反の疑いや、妨害等は、厳格な対応が必要です。

一方で、前提として各県民が各陣営スタッフ、そして各候補者に敬意をもって、この選挙戦を最後まで続けられることを願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

松本たかゆき

こんにちは!

西宮市議会議員の松本たかゆきです。

 

 この間はにしのみや市民祭りがあり、市議会は今年も「議会体感ツアー」を実施し、多くの方にご参加をいただきました。

お越しいただいた皆様ありがとうございました!

(↑写真は終了後に議会棟に残っていた議員で撮影したもの)

 

 

 さて、兵庫県知事選挙真っ只中で、日々色んな情報が出回っています。

 

「何がホントのことで、何がデマなのかわからなくなってきた...」なんて方も多いのではないでしょうか。

 

僕は今回、選挙の告示前から主にX(旧Twitter)で斎藤さんを支持する意向を示していましたが、改まっては発信していなかったのでこのブログにてまとめることにしました。

 

―― さいとう元彦候補を応援する理由について ――

 

今回の件までは正直に言って僕自身、斎藤さんには特段の支持や不支持等はありませんでしたし、面識もありませんでした

(どちらかというと、人間味が無くてあんまり好きになれないかなー ぐらいの感覚でした)

 

ただこの度の百条委員会の流れが非常に問題であると思ったことで、自分の中で斎藤さんに対するスタンスが変わりました。

要は「元々は県民の民意で選んだ首長をこのような形で失職させてしまって良いのか?」という想いを抱いたからです。

 

 

 今では徐々に世間の誤解も解けていっているように思います。

ですが、それでもまだ多くの方が誤った認識をしていると感じている点は次の通り。

 

・懲戒処分と元県民局長が亡くなられたことは因果関係が認められていない

 

・パワハラやおねだりも事実認定されてない

(逆にとある県議がおねだりのデマを流したことは団体が公式に発表している)

 

・「告発文は真実相当性がなく、不利益取扱いを禁止する外部通報には当たらない」というのが県に助言をした弁護士の見解(但しここは弁護士によって判断が分かれている)

 

・そのように問題が明確に認められてない状態で県議会は最も重い議決である不信任決議をした

 

また、「県政の混乱を招いた」と言われていますが、混乱を招いたのは斎藤さんが主な原因でしょうか。

そもそも告発文書の作成に携わった県議がいるとかいう噂も出てきていますが、その話が無かったとしても、今回ここまでの問題にしたのは県議会の関わりが大きいでしょう。

 

デマを拡散した県議にはお咎め無しなのも納得がいきません。

 

そして、そのような不条理に対して僕は抗おうと決心し、斎藤さんを支持するに至りました。

 

今回の選挙は単に兵庫県のトップを選ぶものではないと思っています。

県議会とメディアの偏った情報によって捻じ曲げられた民意が、結果として選挙によって選ばれた知事を失職に追いやった。

言い方を変えると、失職に出来てしまう。

そしてこのまま知事が変わってしまうのであれば、今後また同様の手口でいつでも知事を降ろすことが出来てしまう。

という見方もできるのではないでしょうか。

 

また斎藤さんの再選には、「今後の拙速な議決の防止」「最終的には県民(国民)を欺ききれない」という意義があるとも考えます。

 

 

 冒頭の投げかけに戻りますが、情報が錯綜している中で、誰に投票しようか迷われている方も多いと思います。

雰囲気で選んでしまったり、一つの情報で確信しての投票行動より、

悩みに悩む方が個人的には良いと思いますし、健全な悩みだと思います。

忙しい方はYouTube「公開討論会 兵庫県知事」など調べて各候補者の主張を聴き比べてみてはどうでしょうか。

 

時間がある方はぜひ気になった候補者の街頭演説を聴いてみてください。

僕はスタッフとして斎藤さんの演説を側で聴いて、胸が熱くなりました。

本気で何かを変えたいと思っている人間の言葉はやはり違うのだと思います。

 

 今回の兵庫県知事選挙は結果がかなり拮抗する可能性もあります。

県民として一人ひとりが当事者意識を持って、「自分が選挙結果を変えるんだ」という意気込みで投票に行っていただきたいと願います。

 

今日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

松本たかゆき

普段行かないスーパーに入ると陳列がいつものと違うため、なかなか食材見つからないからある程度統一してほしい。

どーもこんにちは。西宮市議会議員の松本たかゆきです!

 

衆院選真っ只中、兵庫県はこの先に知事選も控えている。ということで

選挙に行く動機になるように願って前回記事を書きました。

 

 

今回の記事は「誰に投票したらええの?」という方のための続編です。

 

初めに言っておくと、この記事は僕個人の考え方であるため、あくまで参考として見ていただければと思います

 

まず言いたいこととしては、100点満点の投票は無いということです。

そもそもこの世に完璧な人間などいないワケで...

だからこそ国の権力は三権分立で、地方政治は二元代表制という形が取られているのだと考えます。

もし仮に完璧な人間(=誰にとってもベストな政治ができる人)がいるのであれば、その人一人に任せれば良いのですから

 

そして、正しい投票先、間違った投票先、なんてこともありません。

その人(候補者)が訴えている政策が、もしあなたにとって微妙なことだったとしても誰かにとっては良いことですから。

ただ、あなたにとってよりベターな候補者は誰か?というような視点で考えるのも一つかもしれません。

 

次に、どの候補者が最も自分の考えに近いか、当選後どれぐらい実行性がありそうか

そのようなことを情報収集をする方法について。

 

まずは、ある程度選択肢を2、3ぐらいには絞らないとなかなか比較も大変だと思います。

そこでまずは選挙公報でそれぞれのPRを見ることをオススメします。

 

(↓選挙公報リンク)

 

 

 

リンク見れない方のためにスクショ貼っておきます。

(市外の方すみませんがスクショは西宮市が入っているところのみで...順番は元の公報と同じです。)

 

2区↓

 

7区↓

 

自分の中で「この人ならいいかな」という候補者出てきたら、もう少しその感覚を確かなものにしたいのではないでしょうか。

選挙公報は必ずしもそこに書いてあることをその候補者が実現に向けて動いてくれるとは限りません。

(動くにしてもその程度がどれほどのものかを掴むことは難しいでしょう。)

 

そこで、もう一歩踏み込む手段として、主に次のような選択があります。

・演説を聴きに行く

・(現職であれば)国会の会議録で、訴えている政策のキーワードとその候補者を検索する

・候補者のHPやSNSを見る

 

僕個人的には演説を聞いて、生のその候補者を見てほしいと思います。

演説の場合、聴衆の具合や時間にもよると思いますが、実際に質問したりして話せることもありますから。

SNSなどでいつどこで演説しているかと告知していたりもするので、ぜひ一度足を運ばれてはどうでしょうか。

 

政治は人を動かす力もとても重要です。そのような力があるかどうかは実際に会ってみて肌で感じる部分も多いと思います。

 

政治家をしていれば、様々嫌がらせを受けます。後ろ指を指されることもざらです。

それでも何かを変えたくて人生をかけてマイクを握っています。

周りでお手伝いしているスタッフの方々も相当なエネルギーを消費しています。

 

連日うるさいなあ...と思う方も多いと思いますが、

日本の将来のためを想って多くの方が投票に行っていただくよう願っています

そして、投票したらその政治家が今後どのような動きをしているかぜひ見張っていてください。←ココ大事

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

松本貴行