東京経済大学新聞会は1928年4月15日に前身である大倉高商新聞第1号が発行されてから、太平洋戦争などの期間を除くおよそ92年の長きにわたり学生新聞を発行してきた学生団体です。
昨今では学内の行事や各サークルの活躍、本学が位置する国分寺市内の飲食店の紹介など、本学学生に身近に感じてもらえる様な記事を、年4回発行する新聞を通して発信してきました。
本来ならば今年度も新聞の発行を続ける予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりそれも叶いませんでした。
対面授業からオンライン授業への移行、入学式をはじめとした学内行事の中止、課外活動の原則禁止など、私たちの生活は大きな変化を強いられました。
1年生は夢見た大学でのキャンパスライフが自宅でのオンライン授業になり、2年生は学内の主体になっていくべき年に行事の中止や活動の禁止、3・4年生は従来とは異なる形での就職活動等、大学生の受ける影響は特に大きいのではないでしょうか。
当会においても、取材対象である学内行事の中止、体育会各部の大会の中止などの影響を受け、今年度の新聞を休刊せざるを得なくなってしまっているというのが現状です。
しかし、そんな制限された学生生活にも少しずつではありますが明るい未来が見えてきた様に感じます。
後期が始まって一部ですが対面授業の再開、課外活動特別再開など新しい生活様式に沿った中でどう充実した学生生活を送ることが出来るのか、大学そして私達学生も考えていかなければなりません。
コロナ禍において、どのように学生生活を送るのか、というテーマは今まで以上に深く考えることが求められていると思います。
冒頭でも述べた様に、東京経済大学新聞はおよそ92年間学生に読まれてきた学生新聞です。紙媒体である新聞から、完全オンラインであるブログでの発信は新聞会の歴史において大きな転機になることだろうと予想されます。
オンラインのメリットは学内学外問わず多くの方に読んでいただける機会があることでしょう。
東京経済大学新聞ブログ版では学生のみならず、地域の方、高校生の方から興味を持っていただける記事を掲載することを目標にしていきます。
オンラインでの取材、週1回というペースでの記事の発信は初めてのことです。
これまでのノウハウを可能な限り生かしながら、未知の世界へと突き進んでいく当会をよろしくお願いいたします。