道をさまよい、その集落に迷い込む主人公。

砂の穴の中に閉じ込められた彼の生活は、環境に縛られた僕らの生活の比喩なのだろうか。

それでも、その環境に慣れ、抜け出せるのに抜け出せないもどかしさ。

もがけども、もがけども、出ていけないその状況に、読んでいる方が苦しくなる。

少し苦手な一冊でした。