★本日のルート

 

今日は高速を使わず、

裏から松代に侵入する。

 

たぶん戦国時代もこっちの

地蔵峠経由は使われていたと思う。

 

正面に見える山の

さらに奥の道を駆け上る。

 

 

山の中を縫うように登っていく。

 

このウネウネした中を

バイクで疾走するのは超楽しい!

 

頂上の地蔵峠を越えると

今度はひたすら下り。

 

木陰の中を走るのが気持ちイー!

 

ぎゅい~んっと駆け上って、

ぶるんっ!ぶるんっ!

ってな感じで駆け降りる。

バイクサイコー!

 

 

 

 

明徳寺

その坂道を降りたところにある明徳寺。

南北朝時代に開山した

曹洞宗の寺院なんだけど...

うわっ!猿だ!

 

 

何匹もいるぞ。

 

 

見た目ニホンザルだな。

※今、写真撮ってる余裕がないが、

こんなやつだ。

 

 

デカいのもいれば子供もいるな。

1匹、2匹...6匹はいるぞ。

 

 

しばらく猿たちと

にらみ合いが続く。

 

 

 

埒があかないので先制攻撃だ。

猿のような歩き方で

「ウホッ!ウホッ!」

と急接近。

 

※自分のイメージ図

 

 

面食らったのか猿のほうが逃げた。

 

※あっちの猿のイメージ図

やれやれ。

 

 

 

えーっと、何だっけ。

 

あっ、そうそう、

こういう地味なところにある

小さな寺らしくなく、

立派な山門があって

 

仁王像がにらみを利かせている。

 

 

武田時代に海津城城主だった

高坂弾正の帰依が厚かったらしく、

 

 

高坂弾正の墓がある。

 

それともう一人、

松代町出身の

栗林忠道陸軍大将の墓もある。

この名前でピンと来た人は

相当な映画好き。

 

 

渡辺謙さんですよ。

 

クリントイーストウッド監督の

『硫黄島からの手紙』

で渡辺謙さん演じる

栗林中将(当時)その人です。

 

 


帰り。

 

猿はまだいるかなと思ったけど、

もうどっかに消えていた。

オイラはもいっかい

やる気満々だったんだけど...

「ウホッ!ウホッ!」

 

 

 

 

象山神社

佐久間象山。

幕末の巨人の一人。

 

象山塾の塾生には

勝海舟、

吉田松陰、

宮部鼎蔵、

河合継之助、

坂本龍馬、

橋本佐内、

真木和泉

幕末の主役級がゾロゾロ。

 

高杉晋作も江戸から長州に戻る際に

「試撃行」と銘打った

剣と文学の旅に出て、

当時松代に蟄居していた

佐久間象山に会いに行っている。

 

晋作はこの門をたたいた。

 

旧宅跡地

ここがそのまま神社になった。


海のない松代みたいな田舎から、

時代の先見性を持った人物が出た

というのは凄いよね。

 

結局、京都で暗殺された。

長生きしていれば、

きっと歴史に大きく名を残していただろうね。

 

 

 

長国寺

真田家が松代に移った時に、

菩提寺だった長谷寺をこちらに移して

幕末まで真田家の菩提寺となった場所。

 

歴代藩主の霊廟がある。

昔は近くまで行けたのに、

今は柵があって近づけない。

 

 

ここに恩田木工さんの墓がある。


 

江戸中期の松代藩家老。

見事に藩政改革をした人物で、

その業績の写本が

全国に流布したほどの有名人。

 

詳しくは池波さんの

「真田騒動―恩田木工」

を読んでみて。

 

 



象山さんといい木工さんといい、

松代という狭い地域から、

偉人が何人も輩出されている。

 

武田四天王の一人といわれた

初代海津城主・高坂弾正から

真田家へと受け継がれた

良き気風が残っているのかね。

 

 

松代という地は

パワースポットかもしれない。

 

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※明日は

今度は川中島で一人妄想合戦だ!

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