映画大好き勝手にシネマレビュー(書き方修行中) -2ページ目

SAW

SAW ソウ DTSエディション/ケアリー・エルウェズ
¥1,980
Amazon.co.jp
汚い部屋に閉じ込められた二人の男性。
ガン医療に取り組み、妻子がありながら不倫を続ける外科医
彼の不倫現場を撮影するよう頼まれた青年。
部屋の両端に鎖で繋がれ、そして中央には血まみれで倒れる謎の男性。
全く状況が掴めない二人に突然、メッセージが告げられる。
『6時間以内に片方を殺すか、二人とも死ぬか・・・』
 非常に良く出来た作品で、低予算で作られたと知り驚いた。登場するセットの数々はどれ
も精巧に作られており、その迫力、臨場感であっという間にSAWの世界に引きずりこれま
れてしまう。さらに、謎解きのヒントが気付かぬ内にそこら中に散りばめられている。
何気ない風景に溶け込んだ小道具が、物語の終盤でカギを握る存在になり驚くだろう。
この綿密に作り上げられてた脚本がストーリー展開をより一層、面白いものにしていた。
 しかし、この脚本が当時、無名の新人だったリー・ワネルによって書かれたというのだか
ら驚く。アダム役としても出演、存在感抜群の演技を見せており、この作品の製作・演劇、
両面での中心的な人物になっていたと感じた。
  
 脇を固める俳優陣に『リーサル・ウェポン』シリーズでお馴染みの、ダニー・ グロ ーバー
など、実績のあるベテランを登場させていたことも安心して楽しめた要因だと思う。  

クライマックスまで一瞬たりとも観客を飽きさせない最高の作品。


評価 星星星星星



ヴァン ヘルシング VS スペースドラキュラ

ヴァン ヘルシング VS スペースドラキュラ
¥4,230
 
西暦3000年の宇宙空間。
ヴァンパイアハンターの血を引くヴァン・ヘルシング隊長は、
救助信号を発している
審な難破船を調査することになった。ところが、部下の一人が封印された黒い棺
開けてしまい、次々に起こる異変に襲われる
 
 ここまで読んだ人は『エイリアン』などの作品を連想するでしょう。 しかし、実際には
かけ離れた作品になっています。 この作品にはエイリアンみたいに現在のSF作品に
影響を与え続けてるような凶悪生物は登場しません。
必死にドラキュラの怖さを演じようとしている人が登場します。
 
 さらに、ヴァン・ヘルシングが西暦3000年という近代的な時代の宇宙空間において
木の杭という原始的な武器を使い必死にドラキュラと戦う姿には 緊迫感や迫力を感じ
られるはずもありません。
感じるのは呆気に取られた無力感のみ。
(せめて銀製の銃弾を使った重火器などを登場させて欲しかった・・・。 )
 
その木の杭を駆使して奇抜なクライマックスを見せてくれると期待していても
なんと、ヴァン・ヘルシングは中盤で死んでしまいます。
こんな凄い展開、誰も予想なんて出来ません。
 

この作品を観ればどんな作品も名作になるに違いありません。



採点不能 爆弾爆弾爆弾爆弾爆弾