現存12天守の一つ、福井県坂井市にある丸岡城(重要文化財)を紹介します。

織田信長の家臣、柴田勝家の甥である勝豊が、1576年に築城しました。
その後城主は替わりますが、1612年、本多重次(徳川家康に長らく仕えた、通称:本多作左衛門)の長男である成重が城主となり、福井藩から独立し丸岡藩を立藩します。
1695年、4代重益の時にお家騒動が起こり改易、有馬氏が入り幕末まで続きます。

明治維新後、廃城令により天守閣以外の構造物は取り壊されましたが、天守閣は丸岡町が買い戻し解体は免れました。
1948年、福井地震により倒壊しましたが、
1955年、部材の70%以上を再利用し修理再建されました。
現在の天守閣は、1628年に建造されたものであるそうです。

最近では、内堀を復活させる計画があるそうで期待したい所です。

場所は、JR北陸本線)丸岡駅より東に4kmです。


丸岡城

天守閣
天守閣に昇る階段ですが、今までの中で一番急でした。

天守閣からの眺望


大手門があった辺り
塀の中は小学校

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