人が変わるとは
言うけれど
それは良い事ばかりではない
自分に対して
嫌な態度の人が
何かしらの理由で
反省したりして
態度を変えられたら
こちらとしては
それを受け容れない
訳にはいかなくなる
受け容れなければ
今度はこちらが悪者に
されてしまうから
そうせざるを得ないが
気持はそんなに簡単には
切り替えられない
けれど
それを態度に出せなくなるから
新たに余計なストレスを
抱える事になる
過去の経験から
そうなるから始めから
当たり障りのない態度で
接しているのに
それをしない人が嫌い
自分が有利な立場に
いる事を良い事に
時には脅しともとれる
態度で接していながら
謝罪したからノーサイドになんて
無理な話しだ
そういう意味で
嫌な人には
ずっと嫌な人であって欲しい
いつまでも
恨みつらみをぶつけられる
存在であることのほうが
贖罪になるじゃないだろうか
人は驚くほど変わる
付き合う人が変わったり
年齢を重ねたり
環境や状況が変われば
自然に驚くほどに変わる
それを面白がれるのが一番だけれども
それがなかなか難しい
見た目も変わると
誰だか分からなくなるから
ある意味もう別人として
付き合ったほうが
良いのかもしれないけれど
過去の恨みつらみを
どう処理して良いのかが
分からなくなる
変った人に怒りをぶつけても
こちらが罪悪感に苛まれる
だから変わる人を卑怯に感じる