絶妙な角度で

朝日が

いつもの街並みを

より鮮明に写す季節に

心が踊る


目覚ましが時計が

まだ夜明けの見えない

暗闇で鳴り響き

1日の始まりを

告げる


部屋の明かりを

太陽代わりに

強引に眠りから

意識を引き剥がし

現実に焦点を当てる


太陽の存在が薄れ

暗闇に包まれていく

心が凍え焦燥感が

浮かびあがる朝

差込む光に救われる