日曜、朝6時、晴天、気温10℃くらい

ハーフマラソンに参加するため、相棒の家へ向かう。

 

相棒との公式戦参加はいつ以来だろう?

いつも走りなれている相手、距離も20kmだけ、とはいえ、公式戦は少し緊張する。

 

8時に会場に到着し、軽くアップをすませてからスタート地点へ向かう。

 

9時スターターの合図とともに2千人のランナーが一斉に走り出す。

周囲に人が密集している。

前にはイヤフォンをしたランナーが悠々と走り、

後ろからは速い人が人垣をすり抜けるように走りすぎていく。

 

全神経を集中し、相棒のコースやスピードをコントロールしていくが、コースがやや狭く1車線分しか走路がないためなかなか集団がばらけない。

 

給水地点が近づく、ポジションを右サイドから左サイドへかえて、給水を取る。

走りながらの給水となるため、ランナーの分しかコップがとれない。

伴走者は時には給水をガマンしながら走る。

 

集団がばらけてからは、余裕もできて沿道の声援に応えながら走る。

 

目が見えれば、周囲の景色を見ながら走れるが、視覚障がい者はそうもいかない。

 

路面の状況の他に、退屈しないよう周囲の状況も時折伝えながら走る。

 

ラスト2kmはなんとかスパートもでき、心配していたよりはスムーズに走り終えた。

 

タイムは2時間13分

大病明けの初レースとしては上出来だと思う。

 

口には出さないが、本人も満足そうだった。

 

 

次は3週間後のフルマラソン

今日の調子で走り切れたらサイコーだ。