慢性骨髄性白血病と診断された方、またはその家族の方々、周囲の支える方々のために、

自分の闘病記を記録していこうと思います。

 

自分が慢性骨髄性白血病と診断される前後、

闘病記などをネットで調べたのですが、あまり多くヒットしないんです。

(すぐにこれまでどおりの日常生活に戻れてしまうから?それならいいんだけど)

 

後述するCMLステーションに掲載してある経験談はとても参考になりました。

後から振り返って書いているため、整理されていて大変わかりやすいです。

 

だけど、現在進行中の生の声を知りたいという気持ちにもなりました。

そんな思いでこのブログにたどり着いた方もいるかと思います

 

「リアルタイムの感情」はまさにそのときにしか記録できないと思うのです。

 

明日から本格的な治療が始まりますが、自分の病気は必ず良くなると信じています。

同じ病を患っている方、そのご家族の方、勤め先の方、通学先の友達、

この病気の生の記録をもっと知りたい人たちのために残していきます。

 

■プロフィール

年齢:30代前半

性別:男

家族:既婚 子ども1歳×2人

平成30年2月上旬に慢性骨髄性白血病と診断される。

本日2月25日より入院治療開始。

 

 

■人間ドック受診翌日、検診センターからの一報

平成31年1月下旬に人間ドックを受診。

 

その翌日の午前、勤務中に健診センターから電話があり

「白血球とLDHの値が高いので、速やかに再検査を受けてください。

再検査に必要な書類は明日職場に届きます」と連絡が入る。

 

まったく元気に日々過ごしていたので、状況がすぐに理解できず。

今思うと電話をくれた保健師の方、かなり言いにくそうだった。

 

すぐに「白血球 LDH 高い」とネットで調べると「白血病」という文字が検索結果に出てくる。

え、ホントに?こんな元気なのに?あと10年ぐらいで死んじゃうの?子ども達どうしよう。。

というのが最初に感じたこと。

 

当初の私の中で、白血病のイメージはいわゆる「不治の病」で、骨髄移植をしなければいけない。

それでも命が救われるかどうかわからない。

そんなイメージでした。

 

 

午前10時ごろに電話がきたのですが、動揺してそのあとは全く仕事になりませんでした。

 

しかし、調べていくうちに、どうやら白血病にもいろいろ種類があるとわかる。

慢性と急性、骨髄性とリンパ性、ほかにも血液の病気はあるけど、白血病というのは大きくこの4つに分類されるのかな?

そしてどうやら慢性であれば、最初に思っていたような大げさなことにはならないかもしれない。

飲み薬だけで治療できる?

 

自覚症状なし、健康診断で数値の異常を指摘され始めて気づくという方が多いのが「慢性骨髄性白血病」の特徴だと認識し、

今の自分の症状によく似ているなーと思い「白血病だとしたらこれかもしれない」と思いました。

 

自分がそう思ったのは、こちらの「CMLステーション」というサイトに経験談をみたからです。

「仮に慢性骨髄性白血病だとしても、そんなに不安にならなくても大丈夫かもしれない」とまで思えるようになりました。

http://www.cmlstation.com/index.html

 

ここまでが、検診センターから電話を受けた初日の所感。

 

まだ白血病と決まったわけじゃないですが、自分の中ではほとんど確信していました。

ほんの少し「もしかしたら、たまたまその日の調子で数値が高かったのかも」という思いもありましたが、

期待しないでいようと思いました。

 

それよりも、白血病と診断されたら、どのタイミングでどうやって家族や職場の人に話そうか、ということの方が心配になりました。

 

いずれにしても、再検査を受けるためには検診センターからもらえる書類が必要とのこと。

書類が届いてからどこかの病院に再検査の予約することにしました。