Day1(2019.8.10)
山の日の三連休は北アルプスへ。
メンバーは自分を含めて3人
9日(金)仕事を終えて一時帰宅。
再び東京に出てきて22:30発の夜行バスで七倉ダムへと向かう。
午前3時30分頃、七倉山荘前に到着。
ヘッドライトを点灯。
準備をすませて、おもむろに出発。
トンネル手前から右手に曲がったところにある登山口から登る。
いきなりの急登(七倉尾根)
船窪小屋までコースタイムで6時間。
淡々と登る。
気温はそれほど高くなかったが、汗がすごいことに。
やがて夜が明けて明るくなる。
真っ青な空が木の間から見える。
「今日は天気も良さそうだ」
徐々に標高を上げて森林限界へ。
「天狗の庭」に出て、いっきに視界がひらける。
「キターー、キタよこの景色!」
ダム湖を見下ろし、遠くには槍ケ岳が見える。
久しぶりの北アルプスに感激する。
ほどなくして船窪小屋に到着。
ここで小休止。
ここまで3時間ほど。
せっかく登ったけれど、ここから一気に下る。
船窪乗越から針ノ木谷へ。
段々と沢の音が大きくなる。
そして分岐のある沢に到着。
ここで食事タイム。
ホント、山奥にいるという感じ。
ここまでほとんど他の登山者と会っていない。
針ノ木古道と言われる沢沿いの道を渡渉しながら歩く。
水が冷たくて気持ちいい。
歩きづらいところも多く、それなりに時間がかかった。
避難小屋と呼ぶには「ちょっと・・・」という感じの小屋を素通り。
目の前にエメラルドグリーンの黒部湖が現れた。
「おおっ、結構でかい」
平の渡場(渡し舟の船着き場)には午後12時便を待つ登山者がいた。
「ここから向こうに渡ってみるのも悪くないね」
そのまま黒部川に沿った登山道を進む。
「この橋、大丈夫か?」
ちょっと心配になりそうな木の橋、はしごを通る。
「ヒュッテに着いたら川にドボンしよう」
そんなことを話ながら歩いた。
そしてこの日の宿泊地、奥黒部ヒュッテに到着。
時刻はたしか13時20分ぐらいかと。
コースタイムの0.7といったところか(休憩時間含む)
まだ早い到着ということもあり、テン場も広々。
そして冷たいビールで乾杯。
川でドボンしたあとは、
ゆっくりとテント前で酒を飲みながらの山談義。
「これが正しい夏休みの過ごし方だね」
それが話しの結論だったような。
午後7時過ぎ就寝。
距離:14.6km
行動時間:9時間20分
夏山に乾杯!
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