昔から伝わる、収獲したものを残らず無駄なく食べるための工夫って、すごいと思います。

人々は塩漬けにしたり、 乾燥させたり凍らせせたり、食べ物が腐らないように保存して厳しい冬を乗り切ってきました。。


凍り豆腐 これは、岩出山産のしみ豆腐


もともとは、農家の冬季換金作物として、また冬の貴重なたんぱく源として“斉藤庄五郎さん”が、高野山から持ち帰り、岩出山の風土にあった製法に改良して作り上げたものなんだそうです。。

こちらに岩出山“凍り豆腐”の出来るまでがにあるので興味のある方はどうぞ。

しみ豆腐は、煮物はもちろん、我が家のお正月の雑煮には欠かすことが出来ません。

大根は、貯蔵のためには漬物にしますよね。それから、切干大根にするとか・。

県南の丸森町筆甫地区は、周りを山に囲まれているので冬はきびしい寒さの場所。

そこでは凍み大根(へそ大根)がむかしから作られています。

これがまた、煮物にするととってもおいしいのです。


へそ大根みやぎ生協のHP よりお借りしました。


こんな風に、輪切りにして茹でた大根を綱に通して、乾燥、夜に凍結、また昼に溶けたのを乾燥させると、とっても軽くなってしまうんです。


乾燥舞茸 干し舞茸(釜房湖舞茸生産組合)

今はきのこ類はいろいろな種類が人工栽培されていますが、昔はかなり貴重な秋の恵みだったに違いありません。

舞茸を森で見つけると、舞い上がって喜んだから舞茸と言う、と、聞いたことがあります。

干したきのこは、旨味と香りが凝縮されて煮るととてもいい香です。

寿命が延びた分、食の飽和状態で、健康病気が増えましたよね。成人病、糖尿病等など・・・・・。宮城(東北地方)の冬季の保存食(先代の知恵)は、何があるんでしょうかね??。


400mannika夫 さんからごっつぉうさん  にいただいたコメントに答えて、宮城産の名物保存食を探してみました。。