7月2日(日) 東京文化会館 大ホール
英国ロイヤル・バレエ団 『ロミオとジュリエット』〈全3幕〉
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:ケネス・マクミラン
美術・衣裳:ニコラス・ジョージアディス
照明:ジョン・B.・リード
ステージング:クリストファー・サンダース
指揮:クーン・ケッセルズ
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
《キャスト》
ジュリエット/高田 茜
ロミオ/平野亮一
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マキューシオ/ジョセフ・シセンズ
ティボルト/ギャリー・エイヴィス
ベンヴォーリオ/カルヴィン・リチャードソン
パリス/デヴィッド・ドネリー
キャピュレット公/ベネット・ガートサイド
キャピュレット夫人/クリステン・マクナリー
エスカラス(ヴェローナ大公)/トーマス・モック
ロザライン/アネット・ブヴォリ
乳母/クリステン・マクナリー
僧ロレンス/フィリップ・モーズリー
モンタギュー公/フィリップ・モーズリー
モンタギュー夫人/クリスティーナ・アレスティス
ジュリエットの友人/アシュリー・ディーン、ルティシア・ディアス、イザベラ・ガスパリーニ、桂 千理、前田紗江、佐々木万璃子
3人の娼婦/ナディア・ムローヴァ・バーレー、ジーナ・ストルム・イェンセン、ハンナ・グレネル
マンドリン・ダンス(ソリスト)/中尾太亮
マンドレン・ダンス/レオ・ディクソン、ベンジャミン・エラ、ハリソン・リー、チョン・ジュンヒョク、ジャコモ・ロヴェーロ
舞踏会の客、街人たち/英国ロイヤル・バレエ団
水曜日に始まり、昼夜合せて7公演、全て別キャスト
前回19年来日公演のドン・キホーテは3度見たけど、今回は1点買い
東京公演の千秋楽(このあと5日に大阪公演がある)
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高田茜は小さくて、顔はもっと小さくて
第1幕のバルコニーのシーンを見ていて「あっ、妖精だ」と思った
第2幕は3人の娼婦、街人たちが切れのある踊りを披露
第3幕、最後の仮死のジュリエットを抱えてロミオが踊るシーン
ロミオがいくら動いてもジュリエットが全く反応しないのはすごかった
美術は中央にらせん状の大階段、登ったところがバルコニー
寺院の場面などは舞台中央に書き割りを下ろして転換
これは同じくマクミラン版の新国立劇場バレエ団が同じ形をとる
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「ロミオとジュリエット」は、プロコフィエフの音楽が非常に重要
コンサートでは組曲しか演奏されず、バレエ版は愛好家にとって必須
指揮者のクーン・ケッセルズはロイヤル・バレエ団の現・音楽監督
オーケストラは文化会館のピットは知り尽くした、東京シティフィル
想像以上、かなりクオリティの高い音楽に仕上がっていて大いに満足
最終場面の「ジュリエットの死」の音楽
さすがに疲れたか、ここはもう少し緊張感があれば完璧だった
しかし、舞台そのものはこの幕切れで感動
座席は最安E席、5階R側バルコニーの1列
プロコフィエフ/バレエ音楽「ロミオとジュリエット」組曲第2番 より ロミオとジュリエットの別れ
エド・デ・ワールト(指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団, 1973年録音