1月12日(木) サントリーホール

【第965回 定期演奏会Bシリーズ】

 

小泉和裕(指揮)

東京都交響楽団

 

シェーンベルク/浄められた夜 Op.4(弦楽合奏版)

 ⅰ. Sehr langsam

 ⅱ. Etwas bewegter

 ⅲ. Schwer betont

 ⅳ. Sehr breit und langsam

 ⅴ. Sehr ruhig

 

ブラームス(シェーンベルク 編)/ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25(管弦楽版)

 ⅰ. Allegro

 ⅱ. Intermezzo: Allegro ma non troppo - Trio

 ⅲ. Andante con moto - Animato

 ⅳ. Rondo alla zingarese: Presto

 

 

「浄められた夜」は六重奏版でも弦楽版でも、何度聴いても良さが分からず

 

後半の普通に“ロマン派”の部分は、まあ美しいとは思うけど

 

今日の演奏では、弦に潤いがあって、おおっと思わせるなんてこともなく

 

たぶん、半分くらいは寝ていたと思う、ごめんなさい

 

 

後半、通称「ブラシェン」は結構好きな曲

 

しかし、今日の演奏はこちらも、う~ん 😅

 

3楽章などピアノ四重奏(原曲)で良い演奏を聴くと泣けるのだけど・・

 

弦楽器が全然美しくないし、解像度は良くないし、聴いていてやんなっちゃう

 

指揮の方は1、2楽章は変化や主張が何もなく、ただ単調に進んで行くだけ

 

4楽章はテンポを追い込んだり、指揮のアクションが大きくそれなりの盛上り

 

 

ホルンのトップがいつもの都響の音じゃなく

 

やたらと良い音がしていて、もしかしたらシティフィルの谷じゃないの?

 

と思って聴いていたけど、終演後ステージ前まで見に行ったら当たりだった

 

他にオーボエの首席にN響の池田昭子(たぶん・・、珍しく1番吹き)

 

温もりのある音色が、都響のオーボエの独特の音の特徴とは全く違った

 

コンサートマスターは四方恭子、後半は16型

 

都響の弦楽器の中ではチェロ首席の伊東裕が抜きん出て目立つ

 

特に今日の演目だと室内楽(原曲)でも相当弾きこんでいるだろうし

 

 

 

ブラームス(シェーンベルク 編)/ピアノ四重奏曲第1番 より 第4楽章

ハイメ・マルティン(指揮), イェヴレ交響楽団, 2017年録音