11月27日 サルビアホール

【サルビアホール・クァルテット・シリーズ シーズン27】

 

ウィハン・クァルテット

レオシュ・チェピツキー/vn、ヤン・シュルマイスター/vn、ヤクブ・チェピツキー/va、マチェイ・ステパネク/vc

 

ハイドン/弦楽四重奏曲 第43(57)番 ト長調 Op.54-1

モーツァルト/弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調

ヤナーチェク/弦楽四重奏曲 第2番 『内緒の手紙』

 

 

素晴らしい!

 

ウィハンQは1985年結成のチェコの団体

 

人の手を感じさせる暖かみのある音色

 

音楽的にこなれていて、味わい深い演奏

 

最近聴くことの多い、若い世代のクァルテットとは全く違う(耳が疲れない)

 

ハイドンの演奏は柔らかく、現代的で尖鋭なものとは真逆

 

肩の力が抜けた、心地よい愉悦感に浸れる

 

これは良かった!

 

モーツァルトも演奏の質は、ほぼ同じ

 

15番は結構聴いた気がしていたが、さっぱり覚えていなかった

 

曲自体の魅力は今一つの様に思う(16番が良い)

 

ヤナーチェクは、何度も聴いてもへんてこな曲

 

第1~3楽章は、ひたすら取り止めなくおしゃべりをしている様な感じ

 

時おり甘美な旋律が出てくるが、直ぐに寸断されてしまう

 

どこをとってもヤナーチェク節満載

 

ウィハンQは、ヤナーチェクの音楽語法の全てが、体に染み着いている

 

第4楽章が、ようやく音楽らしい

 

演奏も万感こもるもので白眉

 

アンコールに、スメタナの第2番 ~ 第2楽章

 

背筋がぞくぞくするほどの演奏で、チェコ音楽の真髄に触れた思いがする

 

曲紹介ではチェコ語で Z mého života と言っていた様な?

 

(第2番も“我が生涯”と呼ばれることがあるらしい)

 

来年9月予定の、ウィハンQによるドヴォルジャーク・チクルスは聴き逃せない