漢方初体験。

学生のころ、膝が痛くてそこそこでかい病院に行った。
なが~いこと待たされるのはどの病院も同じだろうけど、ようやく診察されて言われたのが「痛み止めを出しますので様子見てください」の一言。

なんかすごい悔しくて、看護婦さんに申し出たことを覚えてる。
はっきりした原因はわからなかったけど、肥満とか姿勢とか、日頃の暮らしの積み重ねから来た痛みかもしれない。
だから痛み止めで治まる一時的なものかもしれないので、これで様子を見てくれ、ということ。

ここまで言われて初めて納得できたよね。これに関してはまぁ医者の説明不足だと思う。

けどなんとなく腑に落ちなかった。じゃあまた痛くなったら?痛み止めで痛みがなくなればそれで終わり?

これが、西洋医学の特徴だった。発生した病気やケガに、どう対処していくか。
一方、東洋医学は、病気やケガをしにくい体づくりがその目的。
根本的な解決を望んでいた私が、これぞ探していたものだ、と思った。

整理収納の本質と東洋医学は似ていると思う。日頃の生活習慣を見直さないかぎり、同じ症状を繰り返すから。
ただこればかりは、強要できない。自分に合った薬を選ぶのは社会人の常識だから。

依頼主がどっちを求めているか、正確に読みとる力が求められる。