前回は生地を発酵させるところまででした。今日はガス抜きをして最後の食べるところまでを紹介したいと思います。前回はこちらをご覧ください!!それでは後半戦を紹介します☆


①生地が発酵して膨らみました。

※気温が低かったので6時間と長めに発酵に時間をかけました。膨らみ具合を参考にしていただいて、もっと短い時間でもかまわないと思います。


※拳で生地を押しても戻ってこなければ大丈夫です!!


②ガスを抜くために何度もこねてから発酵する前の丸の形に戻します。

※打ち粉をした方が手に付かなくて成形しやすいと思います。発酵すると生地が熱と湿度を持つのでべたつきます。セモリナ粉でも薄力粉でも大丈夫なので、少しふってみてください!!


③半分ちぎってから棒状にして切ります。

※10円玉の直径ほどの大きさに切ってください!!


※太さにもよりますが100本程度作れると思います。これで約半分の量の生地になります。打ち粉をしてくっつかないようにしてください!!


④伸ばしてオーブン皿に並べます。

※この成形作業が1番難しかったです。特に今回は細く作ろうとしたので最初の10本はかなりばらつきが出てしまいました。20本くらい作るとコツがわかるので根気よく作ってみてください。1本の細さは3~5ミリと言ったところでしょうか。


※長さの目安ですがペティナイフを参考にしてみてください。30~40センチ程度になるのではないでしょうか。


⑤予熱で温まっているオーブンに入れて焼き上げます。

※オーブンの温度ですが今回は2パターンで焼いてみました。1つは180℃で予熱して25分。2つ目は200℃で予熱して20分です。結果を言うと、あまり違いはありませんでしたが、グリッシーニの細さが重要になってきます。セモリナ粉を使用しているので芯まで熱が入りにくい性質があり、じっくり焼き上げることが必要だと思ったからです。したがって3ミリ程度の細さに成形出来たなら200℃で大丈夫ですが、それよりも太くなってしまった場合は、180℃でじっくり焼き上げてみてください。オーブンの性能も影響しますので20~25分焼いてから色目を見て調整してください!!

⑥完成です☆

※ここで少し塩をふっても良いと思いますが、生ハムなどを巻きたかったので今回はそのままです!!


いかがでしょうか?生地に練り込むものを加えても美味しく食べられます。バジルなどの香草を入れたりゴマを入れたりもすることが可能です。出来上がりはセモリナ粉を使ったこともあり固く仕上がりましたが、食感というか歯触りが良いのでお勧め出来ます♪市販のグリッシーニに飽きた方は、ぜひ作ってみてください!!ちょっとした脇役であることが多いグリッシーニも愛情をこめて作ると不格好ながらも愛着が持てるものです。

ぜひ1度試してみてください!!