強烈な台風21号が四国地方~近畿地方に接近中
。
徐々に風と雨が強くなってきた。
五條市(西吉野・大塔)と十津川村などに土砂崩れが起こらなかったら良いのだが・・・。
ホンダの商用車「アクティバン」とアクティバンをベースに作られた乗用車、「バモス」と「バモスホビオ」の後継車として、7月13日に発売開始された新型商用車が『N-VAN』である。
(
ボンネットに装着されている『N-VAN』のフードエンブレムはディーラーオプションです)
(
木目調のデカールはディーラーオプションです)

N-BOXをベースに開発された為、駆動方式は前輪駆動(FF)になっている。
(アクティバンの駆動方式は、後輪駆動(MR)だった)
N-VAN最大の弱点は、エンジンを前に搭載した事で荷室が狭くなってしまった事😅。
(ライバル車であるエブリィバンやハイゼットカーゴの荷室は、後席を倒した状態で「1800mm」以上確保されているのに対し、N-VANは「1510mm(カタログ公表値)」となっている)
N-VANでは、助手席をフラットに畳む事が出来るように開発されており、長尺物は助手席を畳んで積む事になる。
助手席と後席を畳むと、クラストップレベルの「2635mm(ハイルーフ車・カタログ公表値)」スペースが現れる。
約2.6mもあるので、脚立やカーペットなどの長尺物を余裕で積む事が出来る。
60V以上の大型テレビを買っても、この車なら余裕で積める💦。
(エブリィやハイゼットも余裕で積めるが😅)
搭載されているエンジンは、2代目N-BOXに搭載された新開発のS07B型だが、商用向けに改良されているという。
自然吸気車(以下=NA)とターボ車が用意されている。
ちなみに、NA車は5ps下がり「53ps」となっている。
タイヤサイズは、N-BOX(カスタムターボを除く)が14インチに対し、N-VANは商用車なので全車12インチとなっている。
『N-VAN +STYLE FUN NA車 AT(CVT)車』を試乗しました。
走りは決して速くないが、CVTなのでギクシャクせずスムーズに加速する。
エンジン音はあまり運転席まで響いて来ないので、快適に運転する事が出来るだろう。
ただ、エンジンを高回転まで回すと(音が)気になるかなぁ・・・。
バンなので、乗り心地は悪いだろうと思っていたが、商用車とは思えない快適な乗り心地で驚いた❗。
体が上下左右にガタガタユラユラ揺すられるなんて事があまりないが、路面によっては大きめに揺れる事がある。
運転席はしっかりした作りのシートだが、助手席はフラットにする為にシートがやや薄く、座り心地もやや固め😅。
(リクライニングはするが、シートスライドは出来ない)
リアシートは荷室を確保する為に狭くなっており、座面のクッションもかなり薄い・・・💦。
運転席以外は、荷室重視の簡易シートだと思ってもらえたら良いでしょう💦。
助手席とリアシートでの乗り心地は不明ですが、エブリィバンなどのライバル車と同等かそれ・・・。
え~、運転席以外は乗り心地があまり良くないと思ってもらえたら
。
乗り心地の件で、これ以上書かないでおきますm(_ _ )m。
N-VANのリアウィンドウは、電動でも手動でもない。
カタログには、「ポップアップ機能付きガラス」と書かれており、ガラスを外側に押し出して開ける。
車内の換気には最適だが・・・。
ポップアップ機能付きガラスは、『+STYLE FUN』と『+STYLE COOL』に標準装備されているが、GとLには装備されない。
(また、メーカーオプションにも設定されていない)
そして、MT車派の方に朗報❗。
N-VANには、MT車の設定もあります❗。
しかも、スポーツカー顔負けの「6速MT」で❗。
ただし、ターボ車には設定されない💦。
(「今後ターボ車にMTの設定をしないのか」とディーラーで質問してみたら、『この車で飛ばしたらとんでもない事になる・・・』との事で、今後も設定されないという)
N-VANは商用車なので、ライバル車は「エブリィバン や ハイゼットカーゴ」が該当するだろう。
だが、この車を釣りやキャンプなどの遊びや趣味などに使うなら、上記の車に加えて『ウェイク』もライバルになるのではないだろうか
。
ウェイクは乗用車登録なので、内装の質感と安全性が高く、乗り心地も良いので大人4人が快適に乗る事が出来るだろう。
(1~2人しか乗らないなら、ウェイクをベースに開発された「ハイゼットキャディー」という選択も・・・)
N-VANはデビューして間もない新型車、まだまだ未熟な部分がたくさんあると思うので、今後の改良を待ってみるのもアリかなっ⁉。
・・・と、私は思います😅。


