丁寧に暮らす
母の知り合いで、93歳のおばあちゃまが
おられる。
一軒家で一人暮らし
母が亡くなって訪ねるようになった。
いつ行っても、玄関周りはスッキリしてて、きちんと靴も揃えてある。
部屋には余計な物がなく、大好きな本が
ちゃんとお行儀よく並んでる
風通しのいい家
旦那さまも子供もおられず、
こうやって部屋を整え、丁寧に生きて
来られたんだなと、尊敬する。
こうして幾年の年月を、毎日毎日
丁寧に暮らして、
生きておられる。
帰り際、
また来るねぇ
何かあったら夜中でも連絡してねぇーと
伝えると
えぇえぇ、ありがとね、と
余裕の微笑みでわたしを送ってくれる。
今日も丁寧に暮らしてるんだろうなぁ