石少田です。






昨日、幼なじみの親友の事をふと思い出す事があったので、昔話でもしますか。






小学生の冬休みは…






まてよ…






この話今日中に終わるかな…






この先本当に長いので、ウンコの切れが悪い時にでもどうぞ…






冬休みは毎日嵐山スキー場に行きます。






スキー場は歩いて行ける距離にあるので、途中貝ちゃん(幼なじみの貝塚拓)と合流して行くのがお決まり。





嵐山の仮面兄弟と言えば僕達のことです。






仮面と言うのは、当時スラロームの選手がゴーグルと一体化してるプラスチックのマウスガードを付けるのが流行っていて、スラロームなんかやらないのに、無駄に付けてた物。







2人で並んで滑って8の字をどれだけ綺麗に描きながら滑れるかやったり…






あほみたいなジャンプ台作って死にかけたり…






あほみたいなジャンプ台作って、先輩をおだてて上の方から凄い勢いで飛ばせて骨折らせたり…






嵐山名物、途中で急カーブするリフトの急カーブでわざと落ちてみたり…






嵐山の話しだけでも今日中に終わりそうにないです。





その貝ちゃんは中学生の時に札幌に転校。






イジメが原因です。






もっと早くに解ってたら、助けられたのにと、当時凄く悔しい思いをしたな。






大親友で幼なじみがイジメで転校なんて悔しすぎるよね…






でも、距離は離れても、毎年必ずスキーは一緒にやってた。






そんなこんなで、お互い社会人になり、札幌と東京で頑張ってたやさきのこと…





貝ちゃんから夜中電話が来て、






俺パチプロになるわ~絶対稼げる方法あるから砂も札幌に来て一緒に稼ごうよ~





完全にラリってる口調でした。






穏便に電話を切り、何か胸騒ぎがして、すぐに貝ちゃんの親に電話して、様子がかなりおかしいと話をしたら、






ここ数日で鬱病になり、仕事も行ってなくて、パチンコばかりやってるの。
職場でなんかあったみたいなんだけど、本人は話したがらないし…






とのことで、なおさら心配になり、直ぐに様子を見に行ってくださいと頼んだら、すでに貝ちゃんはどこにも居なくて、携帯も繋がらない。






警察に捜索願をだして、1時間後、夜明けぐらいだったかなぁ…






あるマンションの管理人からの通報で、裸足で、様子が変な男性がマンションの屋上に上がって行ったとのこと…






間一髪、警察が駆け付けて無事保護してくれて、その次の日貝ちゃんから直ぐに電話があり、






俺狂ってたみたいだわ~心配かけてすまん…
ありがとうね…






と、何時もの貝ちゃんに戻ってる様子の声を聞いて、さすがに涙がでたな。






それからは家族の誰かしらと一緒に居るようにして、病院に通いながら、鬱病を治すのに専念して、国家資格の勉強を自宅でして、前向きにがんばって、無事社会復帰を果たし、今も元気にしてる。






会うことなんか、年々減るし、電話ですらしなくなる。






でも、どんなに久しぶりでも、すぐにいつもどうりに出来る。






親友ってこういう関係の事を言うんだなと思える存在。






いつかまた仮面兄弟と呼ばれる日が来るといいな。






おわり。