コンサート前に、上田市のオーディオコアさんで電源ケーブルの比較試聴をしてきました。
全て導体はディップフォーミング銅という特殊な製法導体のもの。
高いのは定価19万5千円TiGLONの2000シリーズ。そうして同じ導体、被覆、プラグの定価18,000円のTiGLON&サンシャイン、そうして2万5千円のTiGLON&REQST。
繰り返し叩いて伸ばしていく導体、PCトリプルCはプロ音響用のみというアコースティックリバイブの2万8千円で販売が予定されているもの。
ミュージックサーバーのDELA N1Z-3に使っている7N高純度銅のACROLINKのもの
試聴ソースはいつものアコースティックアーツ社のノーコンプレッションシリーズ2の女性ボーカル集の1曲目です。
7Nのは比較するまでも脱落。音場が出ずに平面的、真ん中に固まって茫洋とした音です。なにせ10年以上前のケーブルです。音が古い、回顧的な昭和の音場がない平面、能面、遠近法がなかったころの日本画ですね。
アコリバとTiGLONとはそもそも音を目指す方向が違いました。
音場表現はREQSTから上のはどちらも合格です。
さすがプロの店主もすぐにわかったアコリバは「中音に重きを置いたモニター基調」、要は中庸な音です。音力も強めです。
ディップフォーミング銅のは1万8千円から19万ちょっとのまで同時に聴きましたが、共通の高域の輝きのようなものがあります。
真空管をおわかりの方なら、酸化皮膜フィラメントの300Bなどの音がアコリバのPCトリプルCとすれば、811.801などの明るく輝くトリウムタングステンの極端には金粉を散りばめたような音がディップフォーミング銅。
自分はどちらもありだと思いました。
そこでサンシャイン以外のケーブルは自宅試聴のために全部借りてきました。自宅でも上記印象は一緒です。
店でももうサンシャインの役目は終えて、付属ケーブルからのステップアップとするお客様にはTiGLON&REQSTを推奨されるそうで、自分も同感です。
少なくともデジタルプレーヤー、DAC,プリアンプにサンシャインなら、せめてここは中庸ならアコースティックリバイブ、輝きが欲しければ最低でもREQSTに交換すると、音質はアップすると思います。




