最高の天使ちゃん 24 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

❀  いつもありがとうございます。 長くなってしまいましたが、コレで最後です。 お忙し中、ありがとうございました。




「腐」です。


苦手な方は、回避願います。






【流星side】






「……で…、何処も 触って ねぇよな…?      変な事、してねぇよな?」




潤くんが、俺をぎロリと 睨み付ける。




「……な…、する訳ない  やないですか…。」




声が、上擦る。


あれは、バレて無いはずや。

だって 2人だけの空間やったし、天使ちゃんはおネムやったし……。




天使ちゃんの耳朶を、 甘噛みした事。


天使ちゃんの火照った頬に、口付けした事。


天使ちゃんの 唇に、一瞬だけ  唇 を 重ねた事。




うわ…、、  アカン…///。


思い出しただけで、興奮してくる……。





「『カレシ』、なんだろ?」




………ホンマに、潤くんて  執拗いわ……。



仕事に対しては、突き詰めていくその姿勢に 尊敬しか無いねんけど、天使ちゃんは 潤くんのモノじゃ無いでしょ?



………違う……よね………?




「……してませんけど…。     万が一に したとして、潤くんに 伝える理由なんて、ありませんけど。」



「お前、ムカつくな。」




俺が不貞腐れて言った言葉に、潤くんはニヤリと笑った。



……余裕な顔で、笑ってる……。  


どうせ、俺なんか相手にされないって思ってるんやろうけど、俺だって気持ちを曲げる気は無い。




「………ムリめでも…、  本気なんで……。」



「相葉くんは、お前になんか 靡かねぇよ。」



「そんなん、分からないやないですか。    信じることが、全てやし…。」



「は?      何それ。」



「光って もっと 最高の天使ちゃん      きっと そっと想い届く ってやつですから!    俺は、ずっと 天使ちゃんを愛します!」





呆れた顔で俺を見る潤くんに、俺は 決意表明の意味を込めて 最高の天使ちゃんへの愛を誓った。




天使ちゃん、俺の「カレシ」になって……?











❀❀❀❀❀

ダメだ……、、  寝る。