心配な理由 | カメロンのブログ

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東京出張に行ってきました。

行きの新幹線の中、当日の予定を反芻していた私。
品川から渋谷へ、渋谷から五反田へ。
行くべきところとスケジュールはバッチリ決まっていたのですが、
なんだかソワソワ落ち着かない。
ものすごく不安。
東京で迷子になったこともあるので、
そのトラウマかとも思ったが、
またそれともなんか違う。
乗ってる新幹線がこれでいいのかどうかすら、不安なのだ。
あ、あれだ!
生涯忘れることのない出来事を克明に思い出した。

3年前のゴールデンウイークのこと。
私と趣味の仲間、総勢4人で沖縄へ行くことになった。
予約の手配は、私が担当。
今の世の中、便利です。
ネットでちょちょいのちょいでした。
奈良の駅から空港バスで関西国際空港まで。
着いたら那覇の市場でお昼ご飯。
その後、那覇のホテルへ。
後の二泊は、万座ビーチの方へ。
ゴールデンウイークの割には安くあがって、
ナイスプランにうきうきの関空に向かうバスの中、
事件は起こった。
いや、すでに起こっていたのだ。

ゴールデンウイーク渋滞を越え、
あと少しで空港に着くとき、
仲間の一人が言い出した。
「関空で合ってるよな?」
一同、何アホなことぬかしとんねん的空気に。
「いや、ちょっと聞きたいことがあって、ANAに電話したら、
『その飛行機は伊丹からですよ』
って言われてん」
んなアホな…と思いながら、
ネットで予約した時に、
念のためにとプリントアウトしていた紙をすっと取り出した。

………。
「………伊丹や…。」
「ええーっっ!」
驚く仲間達。
どよめく車内。
「伊丹やて…」「あの子ら間違えたらしいで…」
そんな声を背中に焦る私。
まずは携帯で関空から伊丹の電車を調べる。
10分後の電車なら間に合う!
バスの2列目に座っていたので、
運転手さんも気にしている様子。
「あと何分で着きますか?」と聞くと、
「渋滞を抜けたので、10分か15分かな…?」と
運転手さんも焦り気味。
前に座ってたおっさんが振り向いて、
「もう無理やな」と言ってきた。
くっそ~。
どうしようか…?
おっさんが引き続き、
「航空会社に電話するのが1番早いで」とアドバイス。
私は、プリントアウトしてきた紙に、
念のためと思って、ANAの電話番号を書いていた。
ソッコー電話。
事情を説明して、なんとかならないものか相談した。
すると、ANAの仕事ができそうな優しいお姉さんは、
一本遅い関空から出る便に変更してくださった。
ノーチャージで。
ホッ。
心底ホッとした。
「一本遅い関空発とれたよ」
すると、車内全体がホッとした雰囲気に。
「とれてんて…」「よかったね…」
運転手さんもプレッシャーから解放された様子。
仲間たちはと言うと、
私のミスを責めるでもなく、大爆笑。
伊丹疑惑を言い出した友人が「もっと早く言うとけ」と責められてたけど…。
他の仲間にも早速メールで報告。
そして、無事に関空に着いて、
バスから降りて、荷物を下ろしてもらっていると、
後から降りて来た人達に、
「よかったね」と声をかけてもらった。
恥ずかしかったけど、ホントに嬉しかった。

お昼ご飯は、関空でお好み焼き。
ニヤニヤしながら、
「今頃、沖縄に着いてる頃やなあ~」と言う仲間達に、
迷惑かけたことを心底反省しながら、
「皆なんで怒らへんの?」と聞くと、
「だって、おもろいやん」
「沖縄があかんかったら、北海道にしたらいいと思ってん」
「カメちゃんやったら、なんとかすると思っててん」
とそれぞれに言われました。
そっかぁ。
だから私らは長く付き合えてるんやろうな。
ありがたいなぁ。

あ、私の鉄板ネタがなんかいい話になってしもた。
その出来事以降、遠くに行くときは、すごく心配になる。
一番自分が信用できない。
いい教訓になりました。