それでもドッグランに行く? | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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先日代々木公園ドッグランでサモエドを連れた外国人夫婦と、ブルーマールのボーダーコリーを連れた初老の女性が2頭を遊ばせていたときのことです...

 

突如サモエドの悲鳴が聞こえ、気づけばボーダーコリーがサモエドを襲って噛み付いていました。

 

 

サモエドの飼い主さん夫婦は必死でボーダーを引き離そうとしましたが、ボーダーは狂ったように噛み続け離れようとしません。

 

サモエドの飼い主の男性はボーダーを肩の高さまで持ち上げ地面に叩きつけました。

 

それでもボーダーは立ち上がりサモエドに襲いかかります。

 

サモエドの飼い主の女性はサモエドを庇って覆いかぶさり必死で愛犬を守ります。

 

サモエドは戦ってはいけないと躾けられたのでしょうか一切無抵抗に咬まれています。

 

サモエドの飼い主の男性はさらに襲ってくるボーダーを掴み高く持ち上げ地面に叩きつけました。

 

見ていた人は、「ああ、ボーダーの子もう死んじゃったかな? 脚や腰の骨くらい折れたろうな」と思ったそうです。

 

それでもボーダーは立ち上がり、サモエドを襲い続けました。

 

 

数分後サモエドの飼い主さんがボーダーを何度も蹴ってやっとサモエドを救出したそうですが...

 

ボーダーの飼い主さんはその間オロオロするだけで何もできず、咬まれて流血しながらサモエドパパさんが文句を言ってもぼんやり聞いているだけだったそうです。

 

周りの人たちは愛犬が巻き込まれないよう首輪を掴み抑えていて、何もできる状況ではありません。

 

管理事務所の人が到着した時には、二頭の犬たちの命には別状はなかったらしく騒ぎは収まっていました...

 

 

日本の公共のドッグランとはこういう危険性をはらんだ場所です。

 

自分に相手や相手の犬を傷つけるつもりがなくても、愛犬が誰かを咬んでしまうこともありますし、逆に咬まれてしまうこともあります。

 

その傷が一生愛犬を苦しめることになるかもしれませんし、助けに入った自分が後遺症で苦しむことになるかもしれません。

 

訴訟問題になって莫大な慰謝料を支払わなければいけなくなることもあります。

 

咬んだ犬側は一生罪の意識に苛まれることもあるでしょうし、自分が安易にドッグランに連れていったことを後悔することになるかもしれません。

 

 

 

 

私もタンタンもドッグランが大好きでした...

 

 

仲良くなった仲間と一緒に毎週会えることが嬉しかったですし、愛犬たちが友達にまた会えたことを喜ぶ様子を見ているのが幸せでした。

 

でも、テリア気質の強いタンタンをそのまま様々な犬や飼い主が来る公共のドッグランで遊ばせていたらいずれ気に入らない態度の見知らぬ犬と大きなトラブルを起こしていたでしょう。

 

中で口が開けられる口輪をしてみたりもしましたが、超小型犬は押さえつけられるだけでも恐怖でしょうからご迷惑をかけるわけにはいきません。

 

また逆に歯で抵抗できないタンタンはターゲットになりやすくもあります...

 

ある日を境にタンタンを馴染みのドッグランへ連れていくのはやめることにしました。

 

毎週のように会っていた仲間と会えなくなるのはタンタンにとっても淋しいことだったと思います😞

 

 

「うちの子は温和だから大丈夫!」と思っている人も、ドッグランに連れていくなら常に新しく入ってきた犬に注意し、危険だと感じたら非難させる準備をしておいたほうがいいでしょう。

 

飼い主さん同士話している時も愛犬から目を離してはいけません!

 

会話に夢中になり、犬たちのボディ ランゲージを見守れないのであれば、ドッグランはあなたの愛犬に怪我を負わせ死に至るトラブルを招く可能性を大きくはらんだ戦場にもなり得ることを忘れないように...

 

近頃愛犬愛猫の被毛の色が褪せてきたら、

不飽和脂肪酸オメガ3を与えてみてください。

タンタンはそれで班の色がくっきりしているのです。

 

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