週末パパに散歩を任す前に | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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お散歩中、自分は自転車に乗ってトイプードルを走らせている、

休日お散歩係であろうお父さんを見かけました。

 

どうもトイプードルの走り方が変なので、

見ていると右後ろ足を何歩かに一度スキップさせています。

 

多分この犬種に多い膝蓋骨脱臼(パテラなのでしょう...

 

私は後ろから声をかけましたが、

お父さんはそのまま走り去ってしまいました。

 

私の住んでいる地区では自転車に乗ってリードを持ち、

犬を散歩させること自体が条例違反ですが、

片手にリードを持って片手運転していたら道路交通法違反です。

 

それ以前にあのような無理をさせていたら、

確実にパテラは悪化するでしょうね。

 

 

休日は特にゴロゴロしていたいお父さんが、

お母さんに言われて渋々愛犬の散歩をしていることが多く、

さっさと終わらせたくて自転車で走らせたり、

スマホを見ながら歩いたりしている様子を見かけますが、

本当にやめてほしいものです!

 

 

お散歩中の愛犬をよく見ないで歩いていると

犬の体調の異変に気づかないだけでなく、

車や自転車にも他の犬にも気付かなくて大変危険です!

 

犬が排泄したいのにも、匂い嗅ぎをしたいのにも気付かず、

ぐいぐいリードを引っ張っていきます。

 

これでは強いフラストレーションが残るだけの散歩ですね...

 

フンをしているのにスマホを見ているので気づかずそのまま犬を引っ張って歩き去って行く人もいます。

 

まぁ、お父さんに限らず犬の様子をほとんど見ずに散歩させている人は少なくありませんが。

 

 

一方で脚側行進(きゃくそくこうしん)にこだわるあまり、

自分より少しでも前に出るとリードショックを与えている人もいますが、

普段の散歩でそんなこと必要でしょうか?

 

常に自分より後を歩かせていたら、

犬の気持ちの変化にも体調の変化にも気づきません。

 

犬の散歩は犬のQOL(クオリティ オブ ライフ)を高めるためのもので、

ストレスを高めるためのものではありませんよね?

 

疲れさせたらそれでいいというものではありません。

 

もっと愛犬の様子に注意を払って、

愛犬とのコミュニケーションを楽しむ散歩を心がけてほしいものです。

 

少なくともお父さんに愛犬の散歩を任せる前に、

何度か一緒に行って細かな手順をきちんと指導してくださいね😮‍💨

 

くれぐれも自転車に乗って犬を走らせたり、スマホを見ながら散歩させることは、

止めるように言ってください。