亡き日本の妻については今までにも書いてきましたが、今回は書き残した分等の最終のまとめです。
昨晩、いつもの通りテラスで夜空を観ながら、日本の妻が亡くなる2週間位前に言った言葉を改めて、思い出しました。
妻は次男にーパパは私が亡くなったら、再婚するんだろうね!
私は再婚してして欲しくないなーと言っていたとの事でした。(勿論、妻も次男も私がフィリッピンに妻子がいる事を知っていました。妻も私が再婚する事は充分に判っていました)
私が妻の最後まで、介護すると決断した事を妻は驚くと同時に、嬉しかったんだと思います。(私がフィリピンに妻子を残して、長くは日本に居られないと思っていたと思います)
亡くなるまでの5か月間、1日24時間、昼も夜も妻と過ごしてきました、夜は1つのベットで、亡くなるまで、毎日のように、色々な思い出を語り合いました。
妻が、我が家のすぐ近くの墓所に新しく私達のお墓を作りたい、墓碑にはありがとう! と刻みたいとの願いも、この時には既に叶い、自身の入る新しい墓地も完成して、彼女自身の目で見る事もできていました。
我が家から、徒歩で10分位の墓地で、妻の友人も生前購入をしていた墓地です。
次男は私にーお父さん、噓でもいいからお母さんに再婚しないと言ってやりなよーと言って来ました。( 次男も私には、お父さんが日本に残ってお母さんの介護をするなんて思ってもいなかったと言っていました)
私も素直に次男の言葉を受け入れて、妻に話しました。
(再婚はしないよ! 来世もまた一緒になろう)
病院のベットで、私の言葉を聞いて、妻は微笑んで、頷きました。
2018年5月30に日本の妻は私と長女に看取られ、病院で永遠の眠りにつきました
人生の後半で、それぞれ別の道を歩んだ2人ですが、最後の5か月間を一緒に過ごせて良かったと、今思いを新たにしています。
今日はここまでにします。
下の写真は、今、撮ってきた我が家の庭の花です。
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