とものです。
長男を幼稚園に送って行く途中に、愛車(電動自転車)がパンクしました。悲劇!!
で、パンクしたから修理に出しますよね。その間、家にちょっと帰るほどの距離でもなくて。近くのブックオフに立ち寄ったわけです。
1冊は、知っていたけど、手に取ったことはなかった絵本。
1冊は、全く知らなかった絵本。表紙に惹かれました。絵もタイトルも。
まずこちら。
「ええところ」
作:くすのきしげのり
絵:ふるしょうようこ
ええところ。
こどもの「あかんところ」は頻繁に声に出して言うけど、こどもの「ええところ」は最近声に出して伝えることができているだろうか。そもそも「ええところ」を探しているだろうか。
子どもが自分のいいところに自信をもつことはとても嬉しい。
おなじくらい、
子どもが友達のいいところを自慢げに話している姿は嬉しい。
(「〇〇くんは足がはっやいんだよ!」「〇〇ちゃんは絵がうまいんだよ!」など、身振り手振り付きの解説)
まだうまくしゃべれない弟に対して、最近「ちがうよ!」と指摘することが多くなった長男に、私は苛立っていました。
お友達(兄弟姉妹)の「ええところ」を見つけよう!
単純なものではない。そこに目を向けようとする気持ちがあるか?そこに目を向けてもらう嬉しさを味わったことがあるか?
恥ずかしながら、長男の「ええところ」に目を向けるのを、私、忘れていました。というか、そのように出来ることがあたりまえになり、「それ、ええところだよね!」と本人に伝える回数が、前よりかなり減っていることに気づきました。
ええところ。
たくさんあります!
そりゃ、可愛い我が子ですから。
「先手必勝後手完敗」教員時代に何度も叩き込まれた感覚。
先回りして、息子のいいところを本人にたくさん伝えようと思います。
「みんなかわいい」
文:内田麟太郎
絵:梅田俊作
どストレートなタイトルと、梅田俊作さんの絵で思わず手に取り、これは絶対我が家で読みたいと思い購入。モノトーンに近い黒と白が基調となるカラーから、最後のページの柔らかな明るさといったら。
みんなかわいい。
白も
黒も
青も
黄色も
茶色も
縞模様も
水玉模様も。
とびたつかわりに、
たがいの めを みつめた。
(本文引用)
自分と自分じゃない人の違いを
どうとらえるか。
ちゃんと目を見ているか?
その時に、
その絵本に、
たまたま出会ったのは、
何か理由があると思います。
パンクしたからこそ出会えた⁈と言ったら大げさですが。
パンクして良かったとは思いませんが(笑)
…しかし、
980円で直って良かったな♪