前回、SUPに小型のエンジンポンプを積んで「ポンプ放水でSUPは走るのか?」という科学実験をやりましたが、走るには走るが煩い!という結果でした。
日本の法律では、ミニボート規格内でしか自由に遊べないので、エンジンを2馬力以上にパワーアップするとかできませんが、SUP程度なら揚水ポンプでも走ることが確認できました。
もう少しスマートに最適化すればより快適に走るかもしれません。
(今のところ予定なし!)
2馬力縛りでは、水面に張り付いている以上は速度は期待できませんが、もし水面張力のない空中に少しでも浮ければ、2馬力でもスピードアップが期待できます。
つまりE-Foil (Electric Hydrofoil)です。
E-Foilはフォイルボードに電動アシストを付加したもので、波や風がなくても浮上して走れます。
日本向けにミニボート規格内で開発されたE-Foilも販売されています。
E-FOIL - TAKUMA COMCEPT
https://www.on-s.info/takuma-concept/e-foil.html
※日本仕様(1.5kw未満)は約10-12km/hで離水し、最高速20km/hだそうです。
ビデオのものが日本仕様なのかは不明です。
価格は部品単位なので、一式トータルすると120万円くらいはしそうです。
もし予備バッテリー(26万円)を用意すると乗用車が1台買えそうな値段になります。
趣味の世界はディープですね。w
ならば、自作するか?
E-Foilは値段が高いので、自作している方がけっこういます。
ボードとウィングだけ中古で揃えても30万円ほどするので、ボードから自作されている方が多いです。
動力はラジコン用のモーターとアンプとバッテリーを利用しているようですが、日本ではミニボート規格の1.5kwまでなので、かなり非力になると思います。
使えそうな素材はないか?
探してみたら、すっかりコイツを忘れていました。
5年ほど熟成発酵させたジャンクのエレキです。
このエレキは千円で買ったものですが、巨大で重くてミニボートにも使えませんでした。
一応、入手した当時は動作しました。
ジャンク品として買ったものなのでモーターがヘタってるかもしれませんが、せっかくの水中モーターですから試してみる価値はあるかもしれません。
本格的なE-Foilは無理だとしても、「水中翼船遊び」程度に楽しめたら満足なので、志を低く設定して研究を続けたいと思っています。
来年の夏を目指して、冬の工作テーマにすると楽しいかもしれません。
出来れる限り、ゼロ円制作を目指します!w