心を上手に優しく扱う | 朱鷺の“人生七転び八起き”

朱鷺の“人生七転び八起き”

心と体の健康の情報を発信していきます。

『The Wall Street Journal』によると、
楽観的でいることによって不安感が
引き起こされることもあるのだとか。


楽観的でいることによってモチベーションを
維持できるという効果がある反面、失敗を
より恐ろしいと感じてしまい、途中で
ギブアップしてしまう原因になることも。


最悪の事態となった場合を細かく想定して
おくことで、将来への不安を減らすという
テクニックがあります。


心理学者Julie Norem氏によると、アメリカ人の
約1/3が自分を守るためにあえて悲観主義者となる
戦略を実際に活用しているのだそうです。


逆に「ポジティブシンキング」は物事がうまく
いくように自分を説得するためのプレッシャー
として活用され、物事がうまくいかなければ
ひどいことになるであろうという思想を
さらに強化しています。




・・・ということで~

さあ。あなたは「ポジティブ派かネガティブ派」か?


どちらを選んでも、それを活用すれば良いだけ。
そう。単なるテクニックなんですね。


これを決まった、心・思考のパターンと見る向きもありますが、
うまく使えば良いだけのことです。


じっさい~ネガティブ派とはいえ、
ポジティブに物事を捉えている時もある。


自分は、どういう場面でネガティブを使っているのか。
どういう時はポジティブになれるのか。

と、自己分析してみると。


一方的ということがないことに気づきます。


悲しい・哀しいといっている人も

楽しさに、思わず笑みをもらす・・・こともある。


日が昇り。

日が沈み。


潮が満ち。

そして引いていく。


いつでも、固定しない。

自由に動いているもので。


だから、どちらも必要があって行われている
心の作業だということでしょう。


どちらも自分の裁量次第。
そこが理解されて、初めて、自己コントロールが
可能になっていくんじゃないかな。