恐怖の中で生きる | 朱鷺の“人生七転び八起き”

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危険が外部にあると思うと、怖いのではありませんか?

恐怖というのは、そう言うモノでしょうね。


それを避けようとする。見ないでおこうとする。のように。


しかし。危険そのもののの中に入ってしまうと。
それは当然、あるべくしてあるもの。となりますから。
もう、外部の物として、怖れる必要がなくなります。


危険を無くそうとする。排除しようとする。
その行為が、、問題となっているだけなのだなぁ。と思う。


わたしたちは、みな、一人残らず、死にます。
すべて、持っているものは、借りものです。
そこからこそ。本当の生がある。・・・のでは?


たとえば
親は、子どもから危険を遠ざけようとする。
世間での生き方を教え込みます。


しかし
「この子も、死ぬのだ」と思ったら、
それから遠ざけることは、出来ません。


「死んでいくのが定め」の、その子供に。
なにを与えることが、親に出来るでしょうか。
いや、人間に、何ができるか・・・です。


そうなったとき、本当の、子供への愛が・・生じる。
短い、この一生に、自分は何をしてあげられるか。と。


わたしたちは、

「あーしてほしい」

「こうなってほしい」

と、一生、ほしいほしいと

右往左往なのですが。


じーっくりと考えてみると


親の子供への愛、ばかりではなく。


関わっている人たち全部、みな、やがて死にます。
かならず別れがあるんですね。


そうであるならば。
いま、目の前にいる人に対して、
自分はなにをしてあげられるか。愛ゆえに。
そこに、本当の生が・・・ある。