みなさんこんにちは、ショウです。
本日10月26日は、オーストリア共和国の建国記念日です。
たくさんのイベントや、美術館が無料になるなどの特典がもりだくさん!
(こちらのサイトにまとめてあります)
もちろんぼくも行ってきましたよ。
・Heldenplatz
・Esperanto Museum
・Globen Museum
・Silver Collection
・Nationalbibliothek Punktsaal
の5つです。1つずつ写真付きで見ていきましょう。
Heldenplatz
軍用車両が複数集まり、試乗体験をしていました。
小さな男の子に人気で、親子で結構並んでいました。
長い時間待つのはあまり好きではないので、横目で通り過ぎるぼく。
乗ってみればよかったかなー笑
こちらでは、何やら始まるもよう。若い兵隊産がパフォーマンスしました。
ビデオもあるので、別の記事にアップします。(こちらのリンクからビデオ記事へ)
小さいですが、建物の一番上に写っているモニュメントが、ハプスブルク家の象徴である双頭の鷲です。金ピカでカッコイイ!
日本の城の、天守閣にある金のシャチホコを思わせます。
Esperanto Museum
その足で、Esperanto Museumへ。入場料は本日無料。
エスペラントは、1887年に人工的に作り出された言語。世界平和につながるなどの理由で一定数の話者は存在するらしく、エスペラントに訳された本(ゲーテの『ファウスト』)や、元からエスペラントで書かれた本、ポスターなどが少数展示してありました。
上の写真は新渡戸稲造で、エスペラントを広めるための、当時の国際連盟の決議に賛成したらしいです。
Globen Museum
お次はGloben Museum。こちらも入場料は本日無料。
オーストリア中から集めた地球儀が、たくさん展示されています。上の写真は、空気を入れて膨らますタイプみたいですね。面白い。
こんな感じの、海賊船に乗ってそうなやつもあります。
ちなみに、地球儀だけでなく、天球儀(星座が描かれています)や月球儀(クレーターや山が描いてあります)もあってとても面白いです。
さらに、タイがまだ「シャム」と呼ばれていた頃のものや、アフリカ大陸がヨーロッパ列強の統治下にあった時代のものもあったりして、そんな時も確かに存在したんだな、なるほど〜と歴史を感じさせられました。
Silver Collection Museum
お次は、SisiのSilver Collection Museum。シルバーに限らず、ゴールドもブロンズも綺麗なガラス細工も中国陶器も、なんでもありました。
一体召使を何人雇っていたんだろう?でもまさか召使にまで金ピカの食器は使わせないよな?じゃあハプスブルク家だけで使ってたってこと?毎日違う食器で食事してたんじゃねーの?
といろんな質問が頭に浮かぶほど、同じような食器類が何点もあります。
ミニマリストからすると、ちょっと考えられないです。笑
反面教師にします。
こちらはブロンズ。たこ焼きやってたの?ってツッコミ入れたくなる機器がありました。あれは一体なんだ。
Nationalbibliothek Punktsaal
最後はここ、オーストリア国立図書館です。
先週のベルヴェデーレ宮殿上宮のクリムトによる「接吻」の時のような、こう入った瞬間ブワッとくる、独特のオーラがありました。(先週の記事はこちら)
もう、こうなんというか、威風堂々というか、ドッカーンと目の前に広がる大迫力が、心にじわじわ響いてくるような感覚。ずっしりと重たいけれど、どこか優しい。
これらの本たちは、これから一度も開かれて、読まれることもないまま、静かに、じっとして年をとっていくんだなぁと思いながら、その背表紙をずっと見ていました。
そんな本たちがどこか立派で、堂々としていてカッコ良くて、どこかあったかいと感じました。不思議と落ち着いてきました。
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いかがでしたか。
実はぼくは、どちらかというと一日中家で過ごしたいタイプなので、"Artsy Weekend"と名付けて毎週末強制的に外へアート体験をしに行くようにしているのです。
自室でのんべんだらりと寛ぐのも悪くないけど、外に出るとそれこそたくさんの発見があって、それを楽しんでいる自分がいて。
せっかくウィーンにいるんだし、たまにでもいいから、自分の慣れないことに触れ続けるのって大事だなと思いました。
それではまた次の記事でお会いしましょう。