『チング』視聴率上昇傾向…週末深夜ドラマで地殻変動?
MBC週末企画ドラマ『チング、愛と友情の絆(原題:友へ チング、俺たちの伝説)』が、週末深夜ドラマの
不振を振り払う期待株として急浮上している。
『チング、愛と友情の絆』の11日放送分は全国9.8%、首都圏10.4%(TNS基準)を記録し首都圏地域で二ケタ
台の視聴率を守っている。これは前回の放送に比べ2%上昇したもので、全国視聴率二ケタ台突入へ秒読み
に入った。19歳以上視聴可という不利な等級にもかかわらず『チング、愛と友情の絆』は好意的な評価を受
け、次第に視聴率が上昇傾向を見せている。放映序盤での映画の原作との比較や過度な編集に対する憂慮が
続いていたのに反し、事前制作ドラマの特性を活かした完成度の高い編集と高感度映像が良い評価を得てい
る。
該当番組の掲示板には「ドラマの真心が感じられる」「本格的なストーリー展開が面白い」「本当にリアル
なドラマ」など好評が寄せられている。特にこの日の放送分では、俳優ヒョンビン、キム・ミンジュン、ソ
・ドヨン、イ・シオンなどが隠されていた才能を披露し、グループBIG BANGの歌に合わせ制作したミュージ
ックビデオを公開してドラマの面白さを加えた。ドラマの撮影中、クァク・キョンテク監督の提案で俳優が
即席で撮ったもので、ヒョンビンのリップシンクとキム・ミンジュン、ソ・ドヨン、イ・シオンの歌とダン
スが新しい面白さを与えた。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「チング~愛と友情の絆~」ヒョンビン&ワン・ジヘ、水の中にドボン
11日に放送されたMBC週末ドラマ「チング~愛と友情の絆~」(原題「友へ チング、俺たちの伝説」)で、
キャンプに行ったドンス(ヒョンビン)、ジュンソク(キム・ミンジュン)、サンテク(ソ・ドヨン)、ジ
ュンホ(イ・シオン)やレインボーのジンスク(ワン・ジヘ)、ウンジ(チョン・ユミ)、ソンエ(ペ・グ
リン)は楽しい時間を過ごし、再び日常に戻ってきた。
学校に戻ってきたジュンソク、ドンスは、ジュンホ、サンテクと共に映画館に行くと、ハイエナたちとケン
カになり、これにより退学処分を受ける。
学校側の差別した処置に頭に来たサンテクは、申し訳ない気持ちで家にあるお金を盗み、ジュンソクを探し
出してソウルに行こうと言うが、ジュンソクはサンテクを止める。
ドンスはこれまで耐えてきた怒りを静めることができず、鉄パイプを持って学校に乗り込み、窓や賞状、ト
ロフィーなどが陳列してあるショーケースをたたき壊し、学校を去った。
数ヶ月後、高校卒業を迎えることになった彼らは、各自の違う運命に向け、社会の第一歩を踏み出す。今後
ますます面白くなっていくストーリー展開に期待大だ。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
『友へ チング』ヒョンビンの切ない眼差し演技が好評
MBC週末企画ドラマ『チング、愛と友情の絆(原題:友へ チング、俺たちの伝説)』で主人公ドンスで出演中
のヒョンビンの眼差し演技に、視聴者の好評が相次いでいる。11日と12日放送された5話と6話では、高校を
辞めて、魚市場で働き始めたドンス(ヒョンビン)の物語が描かれた。不幸な家族史と不運の学生時代をふり
きり、新しい人生を切り開くことになった。
経済状況が厳しく、好きだったボクシングも絵もすることができなくて、夢を放棄しなければならなかった
ドンスは、結局学校を辞めて、厳しい船の仕事を始めるようになった。父親に対する恨み、母が家族を離れ
てしまった心の傷、そして自身の夢を果たすことができない状況まで、ドンスの不幸な運命は、見る者に同
情心を抱かせた。
特にドンス役で熱演中のヒョンビンの感性的な眼差し演技が、キャラクターになりきっていることを感じさ
せている。映画とは違ってヒョンビンは、ドンスの心の傷を、彼だけの寂しいペーソスで表しているという
評価だ。ヒョンビンは「ドラマの各シーンごとに、ドンスの眼差しや感情を違うように表現した。これから
のドンスの変化を、見守って欲しい」と伝えた。
放送後『友へ チング』の視聴者掲示板にも、ヒョンビンの眼差し演技に対する好評があふれた。視聴者は
ヒョンビンの切ない眼差し演技を、絶賛している。「ドンスという人物を、人間的に理解できるようになっ
た」と、ヒョンビンの演技を称賛した。
一方ドラマ『友へ チング』は、映画の中で描かれなかった4人の主人公の学生時代後の物語が描かれて、注
目を集めている。ドンスの他にもゲームセンターで仕事をするジュンソク(キム・ミンジュン)、大学生にな
ったサンテク(ソ・ドヨン)とジュンホ(イ・シオン)、銀行員になったジンスク(ワン・ジヘ)らの物語と共に
、ロマンスが浮上してドラマの面白みを増した。



