須麻比宣言
世界は今、近代型スボーツの一環として総合格闘技と言うモンスターがオーバーしている。
最初は現代の相撲のような物をと思っていた(今も変わらない)。
それは部屋制度とか協会と言うものだけではなく
我が国の文化を背負うというものである。
平安朝では「すまいの節絵(せちえ)」
として、朝廷内の式部省が管理していた。
それは節絵という祭り事のようなものだった。
そもそも「すまい」は争うという意味だが、
更にその何百年も前、
葦原の中つ国(地上=日本)を護るべき思想の元で行なわていたのである。
全国から健康優良な若者を集め、試合の前(後かも)の儀式に、太陽(太陽神)に向かって手を翳し、
五穀豊穣を祈る目的だった。
古墳の一角には、中国の兵馬俑の如く、様々な軍隊の隣に力士の埴輪が設置されている。
強力な武器なき時代、彼らの足の甲にはスパイクが付けられているものもあるのだ。
考古学者の方が言われるのは、当時の習慣から、
表現方法として足の裏などにつけていて見えない物を、表に表わすというのである。
そういえば日本最初の天覧試合(垂仁天皇)で勝った、野見宿禰が当麻蹴速を制した決め技は、
腰骨を踏み潰して殺したと古事記に記されているのだが、
闘いの状況からして違和感があると思っていた。
さらに学者の方は戦争等の戦いの前に、
「すまい」の力士同士の前哨戦があったのではないかと言われている。
我が国最古の武道と言える「すまい」
戦い方は古代とは違うが、現代の相撲は本当によく研究されて出来ている。
相撲は神事と言われているが、まさに伝統を受け継いでいる武道なのだ。
土俵は前方後円墳の意の如く、四角と丸の形をとっている。
土俵自体は織田信長が採用したという。
また、力士の所作や褌、及び四股の動作など、
江戸時代において、現代の相撲を興行化した吉田司家の、優れた手法は素晴らしい。
私は日本精神復活のもと「須麻比」をアカデミックに、武道として復活させようと試みている。
八角形のリングも土俵スタイルも、過ぎ去った研究成果だが、
神田明神の権禰宜に神道を定期的に教えて頂き、最も重要な事を採用するに至った。
9月8日に発表するかはまだ分からない。
8月からユーチューブをやるが、歴史や思想など、
プリンシプル等と共に真実を語って行きたい。
私の体調は新しい薬が合い、随分良くなったが、
その分PC等に向う時間が復活し、
時々、大きな目眩が始まっては治り、スキを見ては又始める事を繰り返していて、
ドクターに叱られている。