中皮腫の治療 | 悪性胸膜中皮腫と言われてどこまで生きれるかやってみよう!
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悪性胸膜中皮腫と言われてどこまで生きれるかやってみよう!

平成28年7月突然の「悪性胸膜中皮腫」平均寿命僅か2年の宣告!しかし思うところが多すぎて、ブログ上で中皮腫患者で作る「中皮腫・同志の会」を発足。そして全国の患者さんに寄り添う「中皮腫サポートキャラバン隊」でも鋭意活動中!!

皆さま、お疲れ様です。




呼吸器系疾患の患者は新型コロナウイルスに感染すると命の危機に晒されると言ってますが、考えてみたら中皮腫に罹患された患者はすでにアスベストによって命の危機に晒されているのは百も承知で治療に頑張っているんですよね!!


昨日、何人かの患者さんと連絡を取ったら、オプジーボの副作用で入院している方もいれば、脳に転移して落ち込んでいる患者さんもいました。


お二人ともオプジーボをしている方ですが、二人とも一部は腫瘍も小さくなっているのに、別の箇所にある一部の腫瘍が大きくなったり、転移したりとオプジーボによって、効いている腫瘍と効かない腫瘍ができたようです。

これは最近聴いていると珍しくないようで、私も何人かの方からすでに聴いています。

このことは以前、国立がん研究センターの後藤先生に質問したことがあり、後藤先生もそれを認めていましたね。


その場合の対処が現在難しいようです。




中皮腫に罹患したら、治療の選択肢はまず2つ。

外科的治療か内科的治療か。

手術か抗がん剤か。


胸膜中皮腫は手術ができる患者は1〜2割程度、腹膜中皮腫は詳細は分かりませんが、それ以上の確率で手術は可能なようです。

ただどちらも病院によっては、手術の選択肢がないところもあります。
もちろんそんな時は、手術を希望するならセカンドオピニオンで手術が可能な病院を紹介してもらいます。

胸膜中皮腫の手術は、
胸膜外肺全摘術(EPP)、胸膜切除/肺剥皮術(P/D)の2種類。
病院によって勧める手術は違います。

腹膜中皮腫の手術は、腹膜播種センター等の全国でも手術のできる病院は限られていますので、手術を希望される方はそちらの病院へセカンドオピニオンをお勧め致します。


手術ができない患者さんの選択肢は、
胸膜中皮腫は標準治療のアリムタ+シスプラチンです。

腹膜中皮腫については、標準治療が定められていませんので、現在は胸膜中皮腫の標準治療に準じているという考え方です。

ただ、胸膜中皮腫はセカンドラインでオプジーボが使えますが、腹膜中皮腫は使えないというのが現状です。

ここまでの流れは、ほぼどの病院でも同じだと思いますが、オプジーボ以降の標準治療は現在ありませんので、病院のカンファレンスや倫理委員会にて、違った抗がん剤や放射線治療など、その後の治療法が決まって行くのが通常です。


最近、中皮腫の確定診断が出てすぐの方やその可能性があると言われた方の相談が多いので、今回あえてご説明致しました。


そして、先日もお伝えしたと思いますが、一昨年の8月以降オプジーボを待っていた患者さんが一斉に投与しましたが、結果奏功率は30%前後。
この中に入らなかった約7割の人は次の治療法を待っている状況です。

一日も早く新たな治療法を開発していただくために何をすれば良いのか、今考えるときでしょうねキラキラ