ディープインパクトは右手前で「飛ぶ」 | TigerOddsの最終レース日記

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有馬記念のディープインパクトの調教で右手前のまま直線を走っているのを見て、すこし気になった。有馬記念の中山コースは右回りで、コーナーは右手前、直線は左手前で走るのが普通だ。直線で右手前から左手前に変えるのが遅れると切れが出ない。ダイワメジャーの右手前から左手前にスムーズに変える調教を見た後のディープインパクトの調教だったのでますます気になった。スポーツ紙ではディープは右手前で走っていても時計が良かったから大丈夫とのことだったが、本当に心配ないのだろうか?

ディーインパクトのデビュー戦からJCまで、レースビデオを分析してみると、右手前の方が迫力ある走りをしている。また右手前で走りたがる感じが見受けられる。ディープの助手の方も右手前の方が力のある走りをするとコメントしている。

 

東京コースのように左回りだと、コーナーでは左手前、直線では右手前になる。だからディープはダービーやJCではコーナー(左手前)では我慢して直線で一気に右手前になって「飛ぶ」ように走っている。

 

 

中山、阪神、京都のコースは右回りで直線は左手前になる。彼は右手前よりは得意ではないが、左手前でも、他の馬と比べたら、やはり速い。しかし右回りの場合、相手を圧倒するような走りは、直線ではなく、実はコーナーで見せている。彼は最後方から、最後のコーナーで信じられないほどの速さであがってごぼう抜きをして見せる、そして直線入り口ではすでに、2、3番手内にいるので、その後あっというまに先頭に立って勝っている。右手前が使えるコーナーで「飛んで」から余力で左手前に替えて直線で突き放す感じだ。

 

 

そこで、昨年の有馬記念の中山コースで敗れた時の彼の走りは、いつもの右回りで見せているコーナーでの積極的なごぼう抜きを見せず、直線でスパートをかけたため、左手前の走りでは、「飛ぶ」ことができず、ハーツクライに敗れてしまった。おそらく、菊花賞からの疲れもあったと思うが、もう少し、コーナーで得意の走りが出来ていればと考えられるレースだった。

 

 

そして今年の引退レースもこの右回りの有馬記念。いかに、コーナーで「飛ぶ」ことができるのかが勝負の分かれ目ではないかと考えた。

 

 

*利き脚について
馬は利き脚によって左右どちらかの脚を先行させる体勢で走る。
コーナーでは、右回りなら右手前、左回りなら左手前で走らなければならない。
もし逆の手前で走ろうとすると、コーナーを回りきれず、外へ膨らんでしまう。
直線で手前を替えるのは、同じ脚ばかりに負担がかかると疲労してしまうので、馬自身が替えたり、騎手の騎乗技術で替えることもある。どちらかの利き脚が強い馬の場合、手前を替えたとたんに脚色がよくなるのはこのためだ。

 

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