이세상에서는 일단 오빠는 끝
オッパの命は、いったん、この世では終わり。
主治医が来て、死亡確認。その後の、事務的な手続き。遺された私には、まだ仕事があって、オッパの死を直視する余裕はない。
ただ、そこにいきなり魂無くした夫がいる。病気ではあったけど、ほぼ突然死みたいに行っちゃうもんやから、顔もきれい。全身どこを見てもきれい。痩せてもせず、傷もなく。髪の毛なんて、ふさふさ。
看護士さんに、オッパに着せる服持ってきた?って聞かれて、えっ?なんのこと?これって常識な話なん?病院出る時、好きな服着せてあげるの??
何も聞いてないし、これが常識な話としたら、はじめてのことで、突然のことで学習不足。
結局、病院の浴衣着せることに。
はぁ、こんなことも後悔。服着せてあげたかった。うまくいかんもんやね。
葬儀場に連絡して、第一候補はもういっぱいらしく、第二候補へ。霊安室に連れて行くための準備。
死亡届書在中って書いた封筒もらって、ノックアウトされそうになった。けど、アドレナリンというのは、こう言う時にもしっかり私を興奮させてくれた。
現実!現実!
これが現実!!
次行こう!
オッパを送ろう!
病院から出よう!!
韓国の家族には、通訳の先生から連絡入れてもらった。私は連絡する気力なかった。というか、あの時になんて言葉かけたらいいのか、今でもわからない。
国際結婚。
あと20年くらいしたら、現実的にどっちの国で眠るのか、いろんなパターンを話し合ってたかもしれないけど、さすがに、30代。それは考えてなかった。
結婚って、大変なものやったのね。
とにかく、病院を出よう。
まだ、オッパとの時間は少しだけある。