サーキット走行 『北海道スピードパーク』 リタイヤ | 中年フードマイスターの趣味日記

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子の成長と共に父子のお出掛けは少なくなり、すっかりオジサン備忘録になってしまいました。

今日は、今月初のサーキット走行へと行って来ました。
朝7:30に出発し、8:45分にHSP(北海道スピードパーク)到着です。
 
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天気、最高でしょ~ 晴れ     
受付で、
     ”今日は何台です?”
                        ”3台だよ~”
     ”あら、増えましたね~。よかった~”
(昨日の予約時点では、タイガー1台だったので、寂しい貸切かと・・・)
 
さて、受付を済ませ、パドックへと向かいます。
 
 
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前回もご一緒だった、GSX-R1000さんが来ていました。
 
この方、サーキットを相当走り込んでる方です。
 
 
 
なんと、私のブログを見て、今日来てくれたそうです。
嬉しいですね。
 
もうひとかたは、初めてお会いする方でした。この方も、凄い経験者で、20年以上に渡りサーキットを走っています。それも、相当な頻度で。
 
タイガーも、パドックで走行の準備をします。
 
(↓)PBCさんに制作してもらった、センサーステーを取り付けし得意げ
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(↓)自作したステーで、ラップタイマー本体をハンドル部に装着シラー
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なかなか、良いでしょう~グッド!       
 
(↓)出撃準備完了です!
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今日の練習テーマは、1コーナーへの進入スピードの見極めと、ハングオフ態勢を整えながらの、急減速&コーナー進入をスムーズに行う事です。
 
 
まず、10週程度は様子見で、余裕を持って走ります。
タイガー、今回でHSPも3度目なので、随分と余裕ができましたねー。
この過信が、後の惨劇につながる事を、本人は知るすべもない・・・(怖)
 
流しながらも、周回ラップは52~55秒で走れています。
前回のベストラップより、良いですね~
この周回ラップタイムが、またまたタイガーをイケイケモードへと誘います。あせる
 
 
”さて、そろそろペース上げて、攻めてみるか”
 
 
タイガー、己の限界に近い走りに挑戦していきます。
とはいえ、ストレートエンドでの減速は注意しながら走ってました。
 
 
”ん~、今日は結構スムースに走れているな~”
 
 
しか~し、経験不足が盲点 を生み出していました。
今までのサーキット走行では、タイヤが滑る等と言う事が無く、
タイガーは勝手に思い込んでました。↓
  ①タイガーごときの走りでは、ハイグリップタイヤでなくても、滑らない。
  ②キャブはノーマルの負圧式なので、唐突にトルクが出る事はない。
 
今日は、今までの中でも、最も路面温度も高く、グリップ力も最高です。グッド!
なので、コーナーの立ち上がりで、スロットルをワイドオープンにして走っていました。
 
で、最終コーナーで
スッテンコロリン
しちゃいました~
 
⇒バックストレートを2速全開
  ⇒3速へUP
    ⇒S字カーブ手前130m位からハングオフ態勢を整えブレーキング、2速
      ⇒S字カーブを回り2速全開
        ⇒3速へUP
          ⇒直ぐに最終コーナーへハングオフ態勢を整えブレーキング、2速
            ⇒最終コーナーへ進入し、最大バンク角へ・・・
 
  この後が・・・、アクセルをワイドオープン。 ←これがバカ!
  氷の上を滑るように、リアからスリップダウン。
 
 
”あれれ~、これが転倒か~”
 
”俺のカタナが~”
 
 と、結構冷静に人間も転がってました。
 
”スクっ” とグラベル(コース外の芝生)で立ち上がり、自分の体の状態を確認します。どうやら、なんともないようです。
 
少し先に転がっている、わが愛車「カタナ」を起こします。
 
”いや~重たいわ”
 
何とか起こして見ましたが、右側のダメージが結構あります。
セルは勢いよく回るも、エンジンはかからず・・・ あせる
 
”あー、レッカー呼んで札幌までかな~”
 
マーシャルに、パドックまで運んでもらい、エンジン始動を試みますが、やはりダメ!
 
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(↑)見てください、このカチ上げマフラー。ポイントカバーも粉砕!
 
 
安全に攻める為に、サーキット走行を始めたのですが、
身体にはダメージが無いので、目標通りではあります。
一般道なら死んでるでしょうね~
 
転倒で、自走が不可となる事も想定してはいたのですが、やはりガックリ(修理代+バイク乗れない)はしましたね。
今回は、ロードスマートⅡの限界勉強にはなりました。(ヘタクソなだけですが・・・)
刀も一応1100ccのバイクですからねー、そりゃースリップダウンするだろう・・・
と今なら思います。
 
取り付けたラップタイマーはというと・・・目
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(左)52.93秒 -- 流して走っている時のベストラップです。
(右)46.30秒 -- 今回のベストラップです。←でも、あまりに早すぎるので、これは誤動作だと思います。
 
このタイマーは記録が残るので、家でじっくり見てみると、ペースアップ後の計測値がヘンテコです。
本気モードでは、エンジンをレッドゾーンまで引っ張るので、ノイズが乗って誤動作してるのではないかと思います。
 
なので、10ラップ目以降の秒数を全て加算し、平均タイムを計算してみました。
49.25秒/平均になります。転倒前の2週は、結構攻めたので、48秒台が出ていたカモしれません。 が、カモです。
 
今回のサーキット走行で、次の目標が出来ましたよー。
やはり50秒前後での安定周回ですね!
 
 
(↓)タイガーの体を守ってくれた、皮ツナギ。穴あいちゃいました。
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(↓)スリップダウンの跡がくっきりと残る、リアタイヤ!
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家にたどり着いた後、PBCさんへ御伺いし、報告会を開いてまいりました。
また、代表の世話になってしまいますねー。
 

 
最後に
工具を貸してくださった「GSXRさん」、
初対面の私を、バイクともども自宅まで運んでくださった
「Tさん」、
本当に、ありがとうございました。
 
お二人の転倒話しや、タイヤの事など、楽しいお話もありがとうございました。
 
”また、サーキットに復活してくださいね。”
 と言われた御二方の言葉が、心に残っています。
 
今回の転倒が、一つステップアップできる、きっかけになればと思っています。
 
次回、HSPで御会いした際には、宜しくお願い致します。