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TIG溶接

TIG溶接に関すること溶接、ツール等の事を書いていこうと思います。
株式会社ハイドに勤めてます。
URL hide-wel.co.jp 良かったらこちらも見てください。

これから数回に分けてTIG溶接機のパルス機能の解説、方法を投稿していこうと思います。

 

今回は、パルス無溶接と、低速パルス、高速パルスの溶接イメージを投稿してみました。

次回は、パルス幅を変更した場合の動画をアップしようと思っています。

 

 

最近では、レーザー溶接機を持っておられる会社も多いですが、私の会社には有りません。
しかし、微細な溶接の依頼も多く、対応策をを常に考えています。例えば、通常は、裏側から枠に押え板をビス止めしたりしますが今回はスペースが無い為、直接溶接で固定して欲しいと依頼が有りました。その時の動画です。

 

TIG溶接で微細な溶接がどこまで出来るかはわかりませんが、結構好きな作業です。他にも微細なTIG溶接ばかりの動画をYouTubeにアップしています。

 

海外ではcoldwelding(冷間溶接)と呼ばれているようですが、TIG溶接してるのになぜ、冷間溶接なのかと質問されているページもありました。多分、溶接直後に素手で触っても熱くない(入熱が極端に低い)と言う意味でcoldwelding(冷間溶接)と呼んでいるのだと思います。興味のある方は、YouTubeでcoldweldingと検索してみて下さい。

 

 

8月で、57歳になりました。溶接の仕事をして40年近くたちましたが、未だに楽しくて仕方が無いです。

今回は、アルミのTIG溶接の事のついて書いてみます。アルミは熱伝導率が高く、溶け始めるまでは時間がかかりますが、溶けるとどんどんビード幅は広がってくるし、クレータを使っても中々思い通りの溶け方をしてくれません。

上の写真は電流が低い場合ですが、白くぼやけるだけで、全く溶けた場所が有りません。

こちらは厚み6mmの部品のビードで綺麗に気持ち良く溶接出来ました。

私がTIG溶接をする時に心掛けている事は、一度アークスタートをしたら極力、溶接を止めない事です。

特にアルミの場合ビードの両サイドのクリーニングに溶接を止めた形跡が残ります。それ自体悪い事ではないのですが、一旦止めて再スタートをするとビードの鱗模様の間隔が揃え辛かったりもします。

基本的にはパルスも使わないので運棒でビードの鱗模様を作る私にとっては溶接を止めることなくスタートから終わりまで一気に溶接したいと常々思っています。丸パイプ等はポジショナーを使用すれば一周回しきることは可能なのですが電流の設定は溶接中も自由に変更したいと思っています。会社のYouTube動画でΦ90のパイプをポジショナーで溶接しています。

 

この動画も運棒でビードを作っています。溶接長も≒280mm有りますので電流の設定も一発勝負の品物では難しいです。最近のデジタルTIG溶接機はボタンクリックで電流の上下が出来ますが反復モードでないと使えなかったと思います。クリック操作も難しいですしあまり好みではありません。私は違うコントローラを使用しています。溶接している時の金属が解ける様子を見ていると、いろいろ変化がありいつも楽しく作業をしています。