福岡市民文化活動功労賞レセプションパーティー | "異芯伝心" 違いを分かち合う

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福岡を拠点に舞踊・アート・音楽・言語・食といった様々な角度から様々な文化交流活動を行っているティエンポの活動報告や文化の話を紹介しています。

 

 

4/26 (土) ティエンポ・ホールにて、福岡市民文化活動功労賞の受賞記念パーティーを開催しました。

 

 

 

日頃からティエンポの活動を支えてくださっている会員・受講生の方々はもちろんのこと、

元会員や元スタッフの方々にもご参加いただきました。

 

設立以来、28年間の歩みを一緒に振り返り、
理事や20年以上通い続けてくださっている会員さん、

そしてコロナ禍でティエンポと出会った会員さん等様々な方からスピーチもいただき、

ティエンポがいかに多くの人にとって特別な“居場所”であるかを再認識できる場となりました。

 

元スタッフのKaoriさんがスペインから送ってくれたメッセージをご紹介します。

 

    

ティエンポの会員の皆さん、理事の方々、スタッフ、そしてこれまでティエンポの活動に関わってこられたすべての皆さん、このたびの受賞、本当におめでとうございます。

2年間のスペイン留学を終えて、「自分は世界を見てきた」なんて思い上がっていた時、私はティエンポに出会いました。活動に関わるようになり、自分がどれほど限られた視点で世界を見ていたかを痛感させられました。世界にはまだまだ、自分が知らない文化や価値観、表現のかたちがある。そしてそれに触れるたびに、自分という存在が、まるで鏡に映るように浮かび上がってくる——そんな体験の連続でした。

ある方が「異文化とは、透明なガラスであり、同時に自分を映し出す鏡でもある」とおっしゃっていました。
他者の文化をガラス越しに見ることは、同時にその鏡に自分の姿が映し出されることを意味します。
そして、その姿を見つめ直すことで、私たちは新たな視点を得ることができる。ティエンポという空間には、そんなガラスや鏡が、そこかしこに張り巡らされていると思うんです。
「異文化という鏡を通して自分を見つめ直し、視野を広げ、新たな可能性を切り開いていく。」 ティエンポは、まさにその体験を日本にいながら日常の中で味わうことができる特別な場所。こんな場所は、そうあるものではありません。

最近では「多様性」や「異文化理解」という言葉が当たり前のように使われるようになりましたが、ティエンポは28年前から一貫して、その重要性を謳い、実践してきました。
むしろ時代の方がやっとティエンポに追いついてきた——そんな気さえしています(笑)。

改めて、皆さんおめでとうございます。
そしてこれからも、この唯一無二の空間を一緒に大切に育てていきましょう。

Kaori

 

 

そして、ボーカルトレーニング講師でメキシコ人ボーカリストのAlfonsoが、

中島みゆきさんの名曲『糸』を情熱的に歌い上げてくれました。

 

縦の糸はあなた

横の糸は私

 

 

縦の糸、横の糸、それはティエンポの活動を支えてくださっている会員さん一人ひとりであり、

その糸が交わることによってより素晴らしいものが完成する。

縦の糸、横の糸、それはティエンポの活動を支えてくださっている会員の皆様一人ひとりを象徴しています。

そして、その糸が交わることによって、素晴らしい布が完成する。


ティエンポのミッションは、縦の糸と横の糸が美しく紡がれていく過程をお手伝いすることです。

私たちの活動は、まさに日々交錯する糸が織り成す、創造的な芸術そのものと言えるでしょう。

 

あらためまして、これまでティエンポの活動を支えてきてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 

そして、今回の受賞本当におめでとうございます!

今後もより多くの活動に一緒に取り組んでいけるよう、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。